見出し画像

中2の2学期末、ALTとの1対1のスピーキングテスト振り返り

久しぶりに、アンケート分析したことを書きます。アンケート分析したことが久しぶりなんじゃなくて、アンケート分析したことをここに書くのが久しぶり。
アンケートは、大きなパフォーマンス課題の後に必ずとっていて、分析ももちろんしてるんだけど、こうやってまとまって書く時間がなかなかとれないのが悩みです。
書くことや話すことといったアウトプットは、それによって思考も整理され、次にやることが見えてくるから、私にとってすごく大事。長期休暇中ぐらい、少しでも書きます!

今回のスピーキング・テストの目標は、
①chorus festival/school camp/ school festival の中から1枚引いたカードに書かれているテーマについて、3文、全て違う動詞を使って言えること。
②上記を1分以内に言えること。
③ALTからの質問にも即興で答えること。

テーマ提示と練習は、あり。
ただし、暗記にならないように。

やり遂げた生徒たちは、どんなふうに振り返ったでしょうか。
生徒の振り返りに、3学期の授業デザインのヒントがいっぱいです。

---

●最初にこんにちはと言って、相手に嬉しくさせるようにできたのが良かったです。
→いわゆるスローラーナーの振り返り。涙出そう。もう、これができただけで満点あげたい!

●事前に考えていた文よりも、自分でその場で考えて話すことができました!暗記するよりも、その場で話す方が楽しかったです!
→こういう感覚を味わえる生徒が増えるように、これからも、スローラーナーへのサポート体制をとった上で、どんどん即興のやり取りを仕組みたいです。

●過去形が抜けているところもあったので、しっかり言えるようにがんばれたらいいなあ。
→教科書巻末の過去形や過去分詞形の表を使って、自分で言いたいことに当てはまる単語をそこから選んで使う。そんなトレーニングもやってみます。
教科書をヒントにしてやっているうちに、だんだんヒントなしで言えるように。

●冠詞の発音を小さめにすることを心がけた。
→細かいところまで、すごいね!
普段から私が言っている英語らしい発音=相手に伝わりやすいということが、伝わっていて、うれしいです。

●「有名な食べ物は?」とら聞かれたけど、主語と動詞で組み合わせるのがわからなかった。“famous negi”って言ったんですけど、「ネギ」って英語では何て言うんですか?
→「ネギ」!?私も知らん…汗
わからなくても他の単語を使って言えるパラフレーズの力をつけたいです。
例えば、Shiga is famous for “negi”.  It is a kind of vegetables.  Its colors are green and white.  We put it in miso soup. のようにパラフレーズしてたら、途中でALTが気づいて、「ああ、それはね…」と教えてくれそう。ちなみに、ネギは英語でleekというらしいです。

●質問文の最初をよく聞くと、When だったりHow longだったり、ヒントが隠れているので、これからも質問された時は、文の最初をよく聞くようにしていきたいです。
→いい気づき!みんなにシェアしたら、みんなも気をつけて聞けるようになりますね。

●何月に行ったのか聞かれて、問題は理解したけど、焦ってSeptemberと言ってしまった。10月の言い方を忘れていた。質問される内容を前もって考えておけばよかった。
→どんなことを質問されるか想定していれば、用意ができていたのに、という振り返りだけど、逆に今回言えなかったことで、自分が何を忘れているのかに気づけてよかったんですよね。

---

最近は「振り返り=評価に入れられる」と思ってか、先生が気にいるような振り返りを書くことに慣れてきた生徒もいるみたいです。
でも、わからなかったことをわからなかったと書けて、次はどうしたいからそうできるように何をどうしていくのかを考えて…
そういうのが、振り返りの本当の価値だと思います。
生徒の振り返りは、本人にとっても仲間にとっても、そして先生にとっても「ヒントの宝庫」ですね!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?