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近所の小川で癒される

桜の季節が来ました。
近所の小川沿いの遊歩道の桜も満開を迎え、その小川の土手には菜の花の黄色い絨毯が敷き詰められなかなか素晴らしい景観が広がっています。
この小川の遊歩道は散歩やランニングなどでよく訪れる場所で、四季折々季節の移り変わりを肌で感じられる場所なのですが、一年を通じて今が一番良い季節かなと思います。

ただ、こんな綺麗な小川も土砂などの堆積物が徐々に溜まり水深が浅くなり、川幅も狭まり、台風などの大雨の際に氾濫のリスクを高めます。
また、漂着した植物の種が勝手に自生して大きく成長し桜並木の景観を損ねたり、桜の木自体も成長して根が盛り上がり、遊歩道の舗装をひび割れさせたりと、毎年のように色々な問題を引き起こします。

この街に住んで20年以上が経ちますが、昔は治水工事も行き届いておらず、台風が来るとよく氾濫して小学校の校庭が水浸しになって大変だったそうですが、今は様々な問題を解決するための回復作業を自治体がしっかりと管理して実施してくれています。
重機で川底の土砂を取り除いたり、遊歩道を再舗装したり、勝手に自生して伸びた草木を伐採したりと、治水と合わせて住民の憩いの場の維持をしっかりやってくれています。

そのおかげで、沢山の鴨が子育てしていたり、鷺が魚を狙っていたり、カワセミがいたり、たまにアオダイショウを見かけたり、なんとフクロウまでいたりする、貴重な自然環境が維持されています。

人口約50万人の街の郊外でこれだけ自然あふれる場所があるのはとても貴重だと思います。

田舎の原風景の様なこの小川が、自治体の行き届いた管理と、それを委託された業者さんの丁寧な仕事によって維持されていることに感謝しつつ、これからもずっと近隣住民の憩いの場であり続けてくれることを切に願います。

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