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被害妄想と自己愛に苦しむ

私は勘違いをしていたみたいだ。周りの人を敵にしていたのはいつも自分だった。味方であるはずの、少なくとも自分の敵では無い人たちを何度被害者面して責めて傷つけたことだろう。
自分の被害妄想癖のせい、と言いたいが、それすら自分の一部なのだからどうしようもない。自分の責任だ。自分は自分からは逃れられない。

自分勝手がすぎる、と思った。でも、LINEでまた仲良くしたい旨を伝えた。私が拒絶したなら、拒絶された側は決して連絡できないと思った。拒絶した側が謝罪するしか無いと思った。正直それでも、返事がくるかわからないし、来たとしても前と同じ関係には戻れないだろう。私が向こうを拒絶したという事実は永遠に傷跡として関係性の中に残るのだ。

だから、これはただの自己満足だ。自分がただ、すっきりするためのけじめ。前に進むために必要なきっかけ。相手の気持ちなんか何も考えちゃいない。最低、だと思う。

私はきっと同じことを繰り返す。変わらない限り。こんな私が作り出す人間関係に、意味なんてあるのだろうか。どうせなくなるものなのに。思い出だけが心を締め付けて、痛くて苦しくて、動けなくなる。どれだけ新しいものが入ってきても、あるはずだった蜃気楼のような未来の夢を見続ける。

解放してほしい。こんな苦しみの全てから。自分は他の人はもちろん、自分自身さえも幸せにすることはできない。

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