見出し画像

土曜日は仕事について。Volume1~伸びる子の特徴と伸びない子の特徴~

カフェ店長歴22年

多くのアルバイト(500人くらいかな?)を見てきた中で伸びる子と伸びない子の特徴を書こうかな、と思います。


伸びる子の特徴

①素直であること

言われたことに対して「はい!」と気持ちよく返事ができる子は伸びます。
なぜかというと、教える方の気分が良くなるからです。
教える人が同じでも、教わる方の態度で、教え方は変わります。
「この子にはもっと教えたいな」と思える子は当然伸びます。
松下幸之助氏も「素直であること」の重要さを伝えています。


②真面目であること

これは、③にも通じることですが、真面目な子は言われなくても初日にメモを持ってきて、メモをとります。メモをとる=真面目である、と言っても過言ではありません。メモを取っている子で仕事が出来ない子は見たことがありません。それくらいメモは重要です。
昔気質の人は、「仕事は見て覚えるもんだ」という考え方の人が多いと思います。それも一理あります。私もその世代です。見て、技を盗む。
ただ、今の時代はその、「見て、技を盗む」行為をする人は減っています。
これは、今の世代はYouTubeなどの動画、グーグル検索等で育ってきたからです。
「先輩の技を見て覚える」人は、ほぼいないんじゃないかと思うくらい、見てません。

でも、メモは取る。

そう考えると、手で物を書くってなくならない行為なんですね。
少し嬉しいです。

③メモをとること、メモをまとめること

メモをとり、そのメモを自分なりにまとめることができる子は、最強です。
覚えるのがめちゃくちゃ早い。
こういう子は、社歴の長さに関わらず、早い時期に重要なポジションにつけた方がいいでしょう。


伸びない子の特徴

伸びる子の逆です

①素直じゃないこと

「素直じゃない」ってどういうことかと言うと

言われたことに対していちいち反論してくること。
注意されたら、ムスっとした表情が顔に出ること
返事が「は~い」など、生返事なこと。

こういう対応されると、教える側は教える気をなくします。
当然、いつまでたっても仕事はできません。
そして、こういう人はどこに行っても変わらないんだろうな、と思われます。
ただ、人材(人員)不足が深刻な今の世の中、こういう人も育てていかなければなりません。

熱意を持って伝える。
相手の立場に立って考えてあげる。
出来たことは、赤子を褒めるように大袈裟に褒めてあげる
など
最善を尽くす必要はあります。
変わるか、変わらないかは、その人次第です

②真面目じゃないこと

真面目か真面目ではないかは、面接で、ある程度わかります。
「○○さんはご家族や友人から、どういう人だと言われますか?」
と質問をして
「真面目と言われます」
と答える子は真面目です。
第一関門クリアです。
ただ、接客業は真面目要素だけではなくて、明るさや、愛嬌があるかどうか、も求められます。
真面目そうでも、全然笑顔が出なかったり、目を合わせられない人は残念ながら接客には向いていません。
よく、
志望動機に
「コミュニケーション力低いから上げたいと思って」
「人見知りを直したくて」
等と言う人がいますが、アウトです。
もしその自覚があったとしても、面接では言わないほうがいいでしょう。
そもそも、そういう人は接客業には向いていないので、もっと自分に合った職種を選ぶべきです。

真面目じゃないこと=素直でもないし、自らメモをとろうとしない
①と③に繋がってくるんです。

③メモをとらないこと

面接で良い印象を与えることに成功して、採用されたとしても、初日で
その子が伸びるか伸びないか、が分かります。
伸びる子は、必ずメモを持ってきて、言われなくてもメモをとっています。
なので、初日にメモを持ってきていない子を見ると、不安になります。
そして、その不安は的中します。
かなり高確率で。
最終的には、短期間で退社します。

2児の父として、我が子たちに教えなきゃいけないことだと思います。

選ばれる人になれ!

そのために大事なこと。

たくさんのアルバイトの子たちを見てきました。
結局、その子たちが今までどうやって育ってきたか。
親は何を教えてきたのか
学校や先生は何を教えてきたのか
その子の背景まで読み取るようになりました。

父として、我が子に何を教えるか。。。







この記事が参加している募集

#習慣にしていること

131,007件

いつも読んでくださる方も、初めての方も、貴重な時間をありがとうございます!皆さんのスキや応援が励みになります。