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涙の女王とかいうキムジウォンがただ可愛いだけのドラマ

どーも、アラサーのドルオタです。

みなさん、Netflixを知っているだろうか?そう、世界一を堕落させているアプリだ。世界中から選りすぐられたエリートたちが、凡人たちを堕落させているあのアプリだ。

無事、俺もNetflix依存になっている。暇さえあれば、我が家のテレビでシコシコ面白そうな番組を探している。あの、リモコンを操作する効果音すら心地よく聞こえてくる。

そんな中、Netflixのキラーコンテンツといえば、「韓国ドラマ」ではなかろうか。かつては「冬のソナタ」から始まったであろう、韓流ブーム。今のビジュアルの基準でいけば、ペヨンジュンのどこがかっこよかったのか不明だ。

ソナタって冬っぽいよね、というのはこのドラマの影響ではないだろうか?ペヨンジュンと女の人が雪の降る背景で抱き合ってる絵はすぐに思い浮かぶ。

今調べたところによると、ヨン様は51歳らしい。もう一人のヨン様こと藍染惣右介(年齢不詳)は今、無間の牢屋で大人しく座っている。刑期が大体2万年残っていたと思うので、藍染が出てくる頃には、尸魂界にいった本物のヨン様が死神になっているころだろうか。

韓ドラあるあるを詰め込んだドラマ

全然話が逸れてしまったが、韓国ドラマはバカにしていたがいざ見てみると面白い。今回ご紹介するのが、「涙の女王」だ。

韓国ドラマあるあるの、①アホほど金持ちな財閥②道路を挟んで会えないカップル③なんでもできる悪役④インスタントラーメンを鍋のまま食べる⑤ありえん格差カップル⑥財閥の趣味は狩猟⑦激しいカーチェイスなどなど、これらをふんだんに盛り込んでいる。

ざっくりとしたストーリーは、あり得ないほどの金持ち財閥家に婿入りし、いびられまくった旦那が離婚したいというところから始まる。

ネタバレ注意報は出さないため、覚悟を持って読み進めてもらいたい。

簡単なネタバレ

そして、妻に離婚を告げようとしたタイミングで、妻から先に「余命3ヶ月」であることを告げられる。あれほど離婚したがっていた、旦那(名前は忘れた)だったが、その事実を告げられ、思わず妻を抱きしめてしまう。

まあ、さすがに、このタイミングで、「ああ、そう。関係ないけど、俺離婚したいんだ」と言える、超合金性のメンタルであれば、そもそもいびられたぐらいでは離婚しようとは思わないだろう。

特にこの夫婦の場合は、身分の差があった。

まさか現代でこの表現を使うことになるとは思わなかったが、韓国ではいまだにカースト制度が存在しているらしい。財閥家のお嬢さんと一般家庭出身の男性が結婚をするのは実際難しいだろう。

芸能人と結婚する一般男性というのは、あくまで芸能界隈ではないだけで、社長であったり、ゴールドマンサックス勤務であったりする。年収5,000万円の企業に勤務する男性を一般男性と呼ぶのはやめて欲しい。

星野源似、年収500万円、身長175cm以上でさえ、普通ではない、この極東の島国において、年収5,000万円や社長は一般ではない。一般の言葉の意味を調べ直してこい。

特に個人的に好きなのは、二人の回想シーンだ。ずっとイチャイチャしてて欲しい。

思わず妻を抱きしめた彼だったが、本音はこの苦しい生活から解放される喜びもあった。だが、徐々に妻のことを想っていたことに気づいていく。という王道ストーリーだ。

完全に冷え切っていたと思わせつつ、すれ違っていただけで、双方を思う気持ちは大きなものであった。

さらに韓国ドラマらしいのは、妻の病気が、記憶が定期的に飛ぶというものだということだ。これがガンなどであれば、弱っていって終了というところだろうが、例えば、記憶が飛んで、無意識に田舎の田んぼに取り残される、ドイツにいったこと自体を忘れるなどなど。

ドラマのスパイス:家族がもれなくクズ

やはり、財閥一家のゴミ具合も面白ポイントだろう。無関心な父、娘を突き放す母、アホな弟、女に狂った祖父。まさに、韓国財閥欲張りセットだ。驚くほどにまともな人材がどこにもいない。

逆によくこのメンツで財閥になれたなというスターティングラインナップだ。

彼らの馬鹿デカい家も注目ポイントだ。家というよりは、山が家になってる感じだ。山が家と化している。最終的にはエレベーターから、謎の隠し部屋にいけるというオプションまでついている。夜神月のボールペンの家バージョンみたいな感じだ。

間取りは一体何LDKになるのだろうか?

パクソンフン演じる恋のライバルメンヘラサイコパスもこのドラマを面白くしている。ライバルというよりは、完全な邪魔者だが、自分が好きだと思っているので、それにお前も応えろという、安定のモテないやろうのメンタルなのだが、札束に物を言わせて、全力で主人公たちを妨害してくる。

そして、韓国ドラマあるある可哀想な過去持ちだ。

雑なCGで銃殺されたイノシシ以外にもツッコミどころはあるが、概ねストーリーもダレることなく、最終話まで突き進むため面白い。

結論:キムジウォンが可愛い

本作最大の魅力は、なんと言っても「キム・ジウォン」だろう。思わず彼女が可愛すぎて、U-NEXTを契約して、太陽の末裔を見にいってしまった。
太陽の末裔という、どう考えても日本語の意味が通っていないというツッコミは無しだ。

原題は読めないが、英題はLove under the sunで太陽の末裔とのことだ。

これには思わず、ジャスティンビーバーもWhat do you mean?と口ずさみたくなる。

キムジウォン、目当てで見た太陽の末裔だったが、純粋に面白かった。ソン・ヘギョって別にそんな美人じゃなくね?と思っていたが、作品の面白さでそんな疑問はぶっ飛んだ。視聴率40%を超えていたらしいが、納得のクオリティだった。

日本には、徴兵制がないが、ああいうのがあるなら、徴兵制もありだなと思った。

涙の女王から、全く離れてしまったが、キムジウォン演じる、プライドの高い財閥のお嬢様なんだけど、暗い過去も持っていて、病気も持っているんだけども、儚い美人で、旦那に一途。という役がどハマりしていた。

太陽の末裔でもそうだが、一途な女という役がハマっている。好きという感情を表に出さない、出したくない彼女が素直に甘えるシーンやラブシーンは最高に萌えた。

回想シーンだけずっとやってくれと思ったのは俺だけではないはずだ。あのエピローグの作り方も秀逸だった。正直、エピローグ集だけでも眺めていたい。

ということで確かにキムジウォンは可愛い。ただ、それだけじゃない。韓国ドラマあるあるがこれでもかと詰め込まれたこのドラマ。まずは見てもらいたい。

たぶん、キムジウォンが好きになる。

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