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偶像と人気商売

X(Twitter)で韓国アイドルの情報を追っかけていると、フィードにはもちろん他のグループの話題も上がってきます


最近連続して3人ほど男性アイドル(日韓混合)の恋愛スキャンダルが炎上していて、見ていてとても面白いです


アイドルは他の職業と比べてやはり特殊で、自分自身が商品であり、少なからず受け手の感情を人間的に刺激して注目してもらい人気を得るという商売をしています

また、人として評価されると言うことですから、生活全ても見られているわけです

本人らは自覚していなくても、ファンの一部はガチで恋をすることもあります

ファンたちは供給されるコンテンツ、つまり仕事中の姿から、憧れのアイドルの全てを想像しようとします
なぜなら彼らが得ることのできる情報はそれだけだからです

そして大好きな彼らは素晴らしい人間だと、私たちの想像する通りの人間だと、私たちファンを一番に考えてくれる最高の存在であると思い込みます

しかし、いくら素の生活感を装っていても、彼らは仕事をただこなしているだけです


別に私はアイドルが嫌いなわけでも、憎んでいるわけでもありませんし、むしろ追っているアイドルがいる側の人間ですが、常識的な範囲での推察で以下のように考えることができます

アイドル(に限らず芸能人など表舞台に出る人間たち)は、ファンが妄想するような崇高な存在ではなく私たちと同じ一人の人間であって、むしろ、生まれながらの容姿や才能でちやほやともてはやされてきた分、人間性の面で(先天的にも後天的にも)欠陥を多く持った人間の割合が高いだろうと

もちろん一般人と同じですから、性格が良い人ももちろんいますし、全員ダメ人間だと言いたいわけではありません、しかし、環境や立場が人を作るわけで、パンピー(死語)と同じ条件であれば注目を浴びる人間の方が腐る可能性は高いわけです

周りより優れていると一番自覚しやすいのはおそらく容姿です
人間が人間である限り、顔面を見ずにコミュニケーションを取ることはないからです

美しい偶像に勝手に良い印象を抱いてしまうのは、ただ中身を知らないからであって、何も彼らの全てを知った上でそういう判断を下しているわけではないのです

好きな人間のこと良い人間であると思いたいのは当然のことです


生活を切り売りする職業の難しいところは、仕事とプライベートの境界線が曖昧なことです

人間は無限に多面的で、ある人が別の人の全ての側面を知ることは不可能です

コンテンツを届ける媒体が、昔はテレビやコンサート、ライブなど限られていましたが、配信手段が増えすぎた結果、普段は見えないもの、そして隠すべきものが見える確率が大きくなりました

ある意味でアイドルを神格化して、宗教のように一体となって応援する、ということが物理的に不可能に近づいています
(ファンの語源がfanaticであるということはよく言及されますね)

他グループが多様なチャネルを利用する中、自分はライブだけで知名度を上げるということが難しいからです


裏切りを経験したファンの怒りはすさまじいです
グッズを即手放すとか、怒りの長文で気持ちを表明したり、トラックデモしてみたりするとか、一部ではありますがやはり熱量がすごい

こればっかりは仕方のないことでアイドルとファンのどっちが悪いとかないと思いますが、外野の人間からしてみると、楽しみつつこれからも節度を持って推しを推そうと思います


今回触れたのがたまたまアイドル対ファンの構図だっただけで、これはあらゆる人間関係にも言えると思います

例えばこのnoteを書いてる僕も、チャネルを一つしか持たず、他に普段の僕を知る手段はないわけです

いろんな記事を読みますが、書き手のことも基本的に文字からしか分かりません

継続的なファンを持つ方、そして何かの間違いで書いた記事が受けて、熱烈なファンができるかもしれない俺(ない)


ここにいる書き手のみなさん、わざわざ書いている以上、誰かの偶像や憧れになれると良いですね





ここまで読んでくれた人!!!良かったらいいねとフォローしてね!!!

今カフェにいるんだけどシナモンのいい香りがしてきてお腹が空いてきたよ!

あとやっぱり書くよりしゃべる方が好きかも!がんばるけど!!


またね



追記

あと冒頭の旧Twitterの話だけど、改名直後にやたらXって言ってボケてると友達に「いや適応早いな!」っていうツッコミしてもらえるから面白いです

その名残です、いやTwitterのままでいいやんイーロン

みんなが慣れるまでの期間限定の応酬って感じ、どうでもいいけど






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