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作文 ぼくの家族


ぼくの家族

4年1組  斉藤翔
 
もうすぐ死ぬ人のことをおじいちゃんとかおばあちゃんといいます。
ぼくの家はマンションです。部屋は三つしかありません。夏休みからおばあちゃんが住むことになりました。ぼくの部屋が侵略されてうざいです。そんなときは君のいうとおりだという気持ちになります。君というのはお父さんのことです。居候のくせにいい気になるなよ、と思います。テレビに出てくるかいこ軍団と同じです。かいこは桑の葉っぱを食べる悪い幼虫です。帝国をつくって日本を滅ぼすのです。
このまえの遠足ではおばあちゃんのつくったおにぎりがお弁当でした。少しいやだったけど食べたらしょっぱくておいしかったです。でもおかあさんにはまずかったといいました。おはぎもつくってもらったことがあります。大きくておいしかったです。そのときもおかあさんにはまずかったといいました。
おばあちゃんはサッカ-がへたなので、つまらないです。この役立たずと思いますが、もう年寄りなのだからしょうがないです。あいつのがサッカ-はうまいです。あいつとはお父さんのことです。でもぼくのがうまい。とくいわざは回転フェイントです。あのヨハンクライフのわざです。ヨハンクライフとはワ-ルドカップ西ドイツ大会ですいせいのごとくデビュ-した天才選手です。空とぶオランダ人とよばれ、酒もたばこもやり、いつもでかい態度なのです。天才だからいいのです。でもぼくはべつにサッカ-が好きなわけではないです。
道を歩いていてもデパ-トでもおじいちゃん、おばあちゃんばかりでうざいです。せんせえがいうには、せんせえというのはお父さんのことですが、税金のほとんどは、税金というのは一万円札のかたまりのことですが、やつらのために使われちまう、なんとかせにゃならんとのことで、もっともだと思います。うちの学校にエアコンを入れるのが先です。そういうのをとりしまるためにぼくはおまわりさんになりたいと少し思います。あと五年生になったらボランティアをしたいです。まあそんなとこです。
かいこ軍団はじつざいするのです。松本君のいとこの友達がゴルフ場で殺されたそうです。歯のない口でじわじわと食べられるのです。すごいって感じです。


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