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新しさの追求:精神的な老化を防ごう!

はじめに

改めまして、M.Jです。
「エーッ、何だこりゃ!」「どんな運転をしたらそうなるの?」
「経験年数が長い人がそんな事故、あり得なーい!」
最近の「自動車事故」をみていくと、驚くことはありませんか?
「周りを見て気づかないのは、どういうことですか!」
年齢を重ねたドライバーが「謙虚さ(気づき)を忘れた原因の事故」がニュースとなっています。事故のニュースを見るたび「過信(自分の経験だけで物事を考えること)は危険」だと気づかされます。

この記事をご覧の皆さん、特に中年以上の皆さんは「過信が起こす失敗や事故について」どのようにお考えですか?
経験年数が多く、中年以上になると「今までこんな感じだったから大丈夫!」という安易な考え方をして、過信をしてしまうのかもしれません。
これは「経験年数が多いために起こるデメリット」なのかもしれません。

M.Jは、中年以上の人間ですが「過信」は本当に「こわい!」としか思えません。
ずっと思っていることですが、経験年数が長ければ長いほど「謙虚さ(気づき)」というものは重要となってくるのではないでしょうか!
今回は、危険な出来事のニュースを通して「精神的な老化」について見つめて「老化防止の方法」について考えていきましょう!

最近起こった危険な出来事

ケース➖1
2024年 6月17日、山形県の温泉街で旅館にバスを横付けするため、バスガイド(39歳)が運転手に後方誘導をしていました。しかし、バスガイドが「ストップ!」と言って「バスを叩いて」制止しようしましたが、運転手(69歳)はそれを振り切って運転してしまいました。
その結果、バスガイドはバスと電柱に挟まって「亡くなった」のです。死亡の原因は「脳破裂」でした。
運転手は、勤務歴21年で健康に問題はなかったとのことです。《アルコール検査も異常なし》また、「バックモニター」や「マイク」の異常もなかったとのことです。

ケース➖2
2024年 6月 6日、愛知県と三重県を結ぶ伊勢湾岸自動車道(高速道路)で50歳代の男性が運転する自動車が「逆走」しました、あわやトラックと「正面衝突」する危険性がありました。50歳代の男性の自動車は、高速道路のETCレーンのバーを押して「高速道路に進入した」とのことです。
トラックと正面に向かい「双方とも動けない状態」で、パトカーが逆走した車を止めてトラックを誘導しましたが、逆走した車は逆走の方向に動き出しました。
どうやら「逆走に気づかなかった」または「無視していた」ようです。

とんでもない「事故・逆走」だと思います。勤務経験が長い人による「事故・逆走」なので、M.Jはかなり驚いています。「事故・逆走」の加害者が「20歳代の若い人」や「80歳以上の高齢者」ではないことに驚くしかないのです。
上記の2つのケースのような「中年期の人かつ運転経験が長い人」が加害者の場合、考えられることは「過信」または「気づきの不足」だと思います。
2つの出来事、「今までこんな感じだったから大丈夫!」という安易な考えがあった可能性があります。
ケース➖1のような「バスガイドの死亡」という悲惨な事故から、学ぶべきことはあります。これについては「経験年数が多いために起こるデメリット」に注目していくしかなさそうです。

追記
謹んで、バスガイドさんのご冥福をお祈りいたします。

事故・逆走の記事

【ケース➖1】:TBS NEWS:脳破裂でバスガイド死亡の事故

【ケース➖2】:FNNプライムオンライン:50代男性が約1kmにわたって高速道路を「逆走」

脳の機能が低下すると・・・

経験年数が多い人による「デメリット」、聞き慣れていない方が多いと思います。
ただ、前述した「事故・逆走」の原因は「過信」と「気づきの不足」が考えられます。
「過信」と「気づきの不足」が出現してしまうのは、「脳の機能が少し低下している」のかもしれません。
特に、前頭葉は「考えること」「ルールを守ること」など社会生活に適応するために必要な働きをする部位といわれています。
一体、前頭葉どはのような働きをして、機能が低下するとどのようなことが起こるのでしょうか?

前頭葉
⚫︎大脳の領域の1つ→このほか「頭頂葉・側頭葉・後頭葉」が存在する
⚫︎前頭葉の大部分を占めるのが「前頭前野
⚫︎人間の「前頭前野」は30%を占めている(動物の中で最も多い)
前頭葉の機能
考える
行動・感情のコントロールをする
コミュニケーションをとる
記憶する《→海馬との連携》
アイデアを出す
集中する
やる気を出す
前頭葉の機能が低下すると・・・
考えることができなくなる
時間・場所の感覚があいまいになる
新しいことが覚えられない
◎同じ間違いを繰り返す
◎物事に関心が持てない
◎何かをしようとする気が起きなくなる
◎感情のコントロールができなくなる
◎非常識な行動をとってしまう 

上記のことから前頭葉の機能が保たれていることによって「社会生活が円滑にできる」ようです。特に「考える」「感情をコントロールする」「常識のある行動をする」ためには、前頭葉の機能がしっかりしていることが大事なようです。
前述した「ケース➖1、ケース➖2」の事故・逆走をしてしまう人は「前頭葉の機能が低下している」のかもしれません。

慣れはこわい、新しさを追求しよう!

年齢を重ねて「悪い意味で慣れる(過信する)」「周囲のことに気づかないまたは無視する」「頑固になる」のは、社会生活をしていくうえで「こわい感じ」しかしません。
何とかして「前頭葉の機能低下」は「予防」していきたいです!

次の項では、精神的な老化を防止するために必要な「前頭葉を鍛える方法」について書きます。

参考文献《1》

参考:Active Brain CLUB:人間らしく生きるためには「前頭前野」が大事

参考:ブレインケアクリニック:前頭葉の機能低下を疑う症状

精神的な老化を防止するために・・・

前頭葉の機能を向上させる(=鍛える)方法はあるのでしょうか?
鍛える方法は、以下の通りです。
前頭葉を鍛える方法
《意外性や非日常の体験を促進する》
「いつもと違う」新しい散歩ルートを開拓する
「行ったことのない」お店で買い物や食事をする
「買ったことのない」食材で料理をする
《考え方を固定化しない・新しい分野を理解する》
「ふだん読まない」ジャンルや作家の本を読む
「ふだん見ない」テレビや映画を観る
「興味をもっていること」について調べる
「新しい趣味」や「新しいサークル」を見つける
「さまざまな人」と交流する→大きなストレスは避ける

「精神的な老化を防止する」ためには「新しいこと・いつもと違うことを体験すること」がものすごく重要です。
どうやら、「新しいこと・いつもと違うこと」をすることでしか「前頭葉の機能向上」はできないようです。
積極的に「新しいこと・いつもと違うこと」を発見して、実行していきましょう!

参考文献《2》

参考:あたまナビ(わかさ生活)『前頭葉』をトキメキで鍛えて老化予防

年齢を重ねるほど謙虚さは必要!

約10年以上前から「高齢者が閉じこもると、脳の機能低下が起こる」というのは聞かれたことがあると思います。この現象と似ていることなのですが「経験年数が多いために起こるデメリット」も今後の社会問題となりそうです。

年齢を重ねた人が「悪い意味で慣れる(過信する)」ことによって、今後は「大きな事故」や「取り返しのつかない損害」を引き起こす危険性が高くなります。
年齢を重ねると「周りから注意されることが少なくなる」ので、どうしても「過信」と「気づきの不足」は生じやすくなります。

ですので、「前頭葉を鍛える」という「新しい考え方を取り入れること」や「新しいやり方を取り入れること」などが必要となってくるのです。

また、年齢を重ねた人にとって「若い人の話を聴くこと」「若い人がしている行動を把握すること」は「脳の機能を向上させるキッカケ」「精神的な老化を防ぐキッカケ」になります

この記事をご覧の中年以上の皆さん、「若い人からの情報を収集すること」を積極的に行なっていきましょう!

ご覧いただき、どうもありがとうございました!
今後とも、M.Jの記事をよろしくお願い致します。

補足事項

以下の記事は、素敵なライターが「老化の防止」についてわかりやすく書いています。ご覧いただけると有り難いです。
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以下の記事は、精神的な老化を防ぐ方法として、実際に私が「実践している方法」について書いています。ご覧いただけると有り難いです。
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以下の記事は、私が「身体の老化防止➖若返り」について書いています。ご覧いただけると有り難いです。
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以下は、TANOSHIKA CREAITVEの「AKARI」のサイトです。素敵なライターたちが記事を書いています。ご覧いただけると有り難いです。
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