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本能

今、剪定の仕事をしていて先日、雛のいる鳥の巣の木を伐採したとき、四・五羽の雛がべったりと巣にくっついて微動だにしないので最初はゴミがたまっているだけに見えました。

巣は極力、もとに戻したのですが、そのとき動物の本能はすごいと思いました。幼児も同じように生きるための直感力はすごいのでしょう。生き物はすべてそうだと思います。しかし人の場合はその力は教育によって奪われます。

私はそれがいやで親や先生の言うことをあまり聞きませんでした。通知表にはいつも落ち着きがないと書かれ、その意味が分からなかったのですが小学3年の頃、それでは社会で生きていけないことが分かって、それ以降は従順なふりをしました。

社会人になって地質調査の仕事に就いてから自分の武器である直感で仮説を立て、それをさまざまな方法で検証する効率の良い問題解決の方法を身につけました。表層崩壊の仕組みの解明も同じやりかたで行ったものです。

SCOPEの構想は朝起きた瞬間にひらめきました。しかし科学的とは言えないカンに頼るそのやり方にはそれなりの苦労もあって、SCOPE理論の解明の後、職を失って今は剪定の仕事をしています。

この直感がどこからくるのかを考えた場合、まず考えられるのがユングが言う集合的無意識です。もしそれが正しければ宇宙の仕組みはおそらく私たちが考えているようなものとかなり違うはずです。

ところが私たちは唯物論という強固なオリに閉じ込められているので、そのような異次元の世界は分かりません。しかしそれも最新の量子力学で二重スリット実験などからこの物質界は意識の反映であることが証明されています。

みなさまはどのように思われますか。

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