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自分の人生を背負うのが怖いとき。(テーマ:自立と依存)

みなさんこんばんは!早稲田哲学カフェのゆうかです🌝
タイトルの通り、今回のNoteのテーマは「自立と依存」です。
ぜひ最後まで読んでいただけたら幸いです!



自立とは、自分の人生を自分で背負えることだと思います。
反対に依存とは、他者に自分の人生を背負ってもらいたがることだと思います。

人は生まれてから死ぬまで、自分自身と一緒に生きていかなくてはなりません。
その人の人生をコントロールできるのは、世界中でその人たった一人です。
なのに、自分自身をどうしても受け入れられず、許せないとき。
もしくは、自分の人生に自分で責任を負うことが、怖くて不安で仕方ないとき。
人は、自分の代わりになってくれる誰かを作り出すことで、苦痛から目を逸らそうとします。
例えば、自分で何かを選択するのを恐れて、他の人の顔色や世間体に従ったり。
自分で叶えられなかった理想を他者に押し付けようとしたり。
自分では自分を愛せないから、愛や承認をくれる誰かに縋ったり。
もしくは、自分と似た誰かを代わりに愛して、変わらないで欲しい・ずっと傍にいて欲しいと願ってしまったり。

でも、どう頑張ったとしても、自分の意思で他者をコントロールすることはできません。
誰かに従って物事を選択しても、その人が責任を取ってくれるわけではない。
どんなに望むものを与えてくれる相手でも、いずれはどんどん変わっていく。
そして、最後は空っぽな自分だけが取り残される。
結局、自分の人生を背負うことからは逃れられないと気づき、途方に暮れてしまう。


なぜここまで詳細に書けるかというと、つい最近まで私自身が自己嫌悪や他者に依存してしまう癖で悩んでいたからです。
もし、私ほど極端でないにしろ同様のことで悩んでいる人がいらっしゃったら。
まず自立の第一歩として、依存してしまう自分を許してあげてください。
自分自身を許せないことも、誰かに依存してしまうことも、自分に関することを選択するのが怖いのも、決しておかしくはないと思います。
むしろ、自分の人生を背負えるのが自分だけだという事実は、誰にとっても重荷なはずです。
最近はメディア等で、自信を持つのがいいことだとか、自分のことは全て自分で決めるのが格好いいとか盛んに言われていますが、全て真に受ける必要はないと思います。
(もちろんそのような考え方があってもいいと思います!あくまで私個人の見解とは異なるという意味です。)

そして次に、自分自身の内側に目を向けてみてください。
あなたが心地よいと感じるのは、どんな時ですか?
どんなものに心を惹かれますか?
やってみたかったことや、見てみたい景色はありますか?
思い当たるものがあったとしたら、少しでもいいのでそれに触れてみてください。好きな食べ物、趣味、興味のある勉強、どんな物でも構いません。小さなことでもいいので、自分が喜ぶこと、自分のためになることをやってみてください。

こうして自分の素直な感覚に従っていくと、自分への嫌悪が少しずつ薄れていくかもしれません。
そして、他者がどうするかに関係なく、自分はこうしたい。これがいい。と思えるようになるかもしれません。
こうすることで私は、自分で選んだ人生が100%最高!!!とまではいかなくても、自分の納得いく選択をすることが少しずつできるようになりました。
また、他者をもう一人の自分として扱うのではなく、自分と異なる存在として受け入れることも徐々にできるようになりました。
あくまで個人的な方法でしかありませんが、少しでもご参考になれば幸いです。☻

ちなみに、前回の記事でも楽曲の紹介を行いましたが、今回のnoteはこんにちは谷田さんの「化身」という楽曲を聴きながら書きました。
この方の楽曲には、自信や自立、依存について考えさせる歌詞が多くあります。初めて知った!という方は、この機会にぜひ聴いてみてはいかがでしょうか(*^^*)


今回のnoteは以上となります。
最後まで読んでくださったみなさん、誠にありがとうございました!m(__)m

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