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「家事で動く」を頑張るよりも、「家事の家電化」を頑張ろうと決めた日のこと

私は元々、「用事は自分で動いて解決するもの」だと思っていました。家事にしても、仕事にしてもです。なので自分で抱え込んで、用事が回らなくなることもしばしばありました。

しかし、この「用事は自分で動いて解決しよう」が、どうにも回らなくなったなと実感した日がありました。
それは4年前、子どもがうまれて、里帰りを終えて自宅に帰った次の日です。家事を頑張っても頑張っても回らない・・。

「何か、今までとは違う工夫をしたい・・。」
そして、頑張る時の対象を変えてみました。

「家事で動く」よりも、「家事の家電化」を頑張ろうと思いました。

今日は、その経緯を振り返ってみたいと思います。

〇 4年前、里帰りを終えて自宅に帰った時のこと

4年前、子どもがうまれる前後は、広島の実家に里帰りをしていました。子どもが生後2ヶ月くらいの時に、自宅に戻りました。

私は転勤族の妻で、当時住んでいたのは大分市の社宅です。実家のある広島から約300キロ離れています。

初めての子育てでした。分からないことがあれば実家に電話で聞くことはできます。でも、私の実家も夫の実家も離れているので、親に「ちょっと5分でも、子どもを見ておいてね」というチャンスは、そうそうありません。

里帰りを終えて、自宅に帰ってきた次の日。
夫が仕事に出かけました。
社宅で、日中は私と息子の2人きりになりました。

子どもはとっさに「ふえーん!!」と泣きます。

今の私なら、「子どもは泣くものだよね」と少しはおおらかに接するかもしれません。
当時は、泣いている子どもを抱っこして、あやすのにやっとでした。
抱っこして手がふさがっているから、本当に猫の手も借りたい状態でした。

「これから家事、どうしよう・・」

今後のライフスタイルの変化によって、洗濯物が増えたり、食器で洗うものが増えたり、物が増えるのは目に見えていました。

「何か、今までと違う工夫がしたい・・。」
「今まで、家事を頑張ってやってきたつもりだった。なのになぜ回らないのだろう・・。」

「そうだ、家事の行動を頑張るというよりも、家事の家電化の工夫を頑張ってみよう!」

夫は、仕事から帰ったら積極的に子どものおむつを替えたり、子どもにミルクを飲ませたりしてくれました。たすかりました。
しかし、日中に家事をしたり子育てをするのは私になります。家事の負担を少しでも減らしていくには、家電化の工夫をしていこうと思いました。

〇 いざ、家電を導入♪ 夫に相談するにおいて。

家事を自動化してくれるような家電は、値が張るものが多い気がします。

「私は専業主婦で収入が無いし。夫に家電を買ってとお願いしても良いのだろうか? 私が家事を頑張れば、お金がかからなくて済むのではないか。」とも思いました。

「でも待てよ。家事が自動化するという事は、『夫も私も』ラクになるという事だ。」

家電を導入することは、夫にとっても、私にとってもメリットがあると思いました。
例えば、今までなら「私が今忙しくて食器が洗えない。夫に食器洗いをしてもらおう。」という所を、食洗器を導入すれば、夫も私もその家事をしなくていいのです。

なので、「この家事に家電を使いたいなあ」と思ったら、素直に夫に相談するようにしました。

〇 家電を買う予算はどうするか

一つ一つの家電は、、たしかに値段が高く感じました。では、その家電を買う予算はどうするか・・。
家電を買う予算を考える時は、「今までなら、ちょっと奮発していた買い物は何か?」を考えるようにしました。

例えば、ちょっと外食をしたり、旅行をしたり。「今までなら、レジャーに使っていたなあ」という予算で、今回は家電に使っていいかなという予算があれば、家電を買うようにしました。

そうやって少しずつ、「家事の家電化」を進めました。

〇 どんな家電を買うか

家電を買う基準は、「私が(人間が)」家事をする、という主語が、「家電が」家事をする。に置き換えることができるものは、導入するようにしました。

実際に買ったものの例です☺

前:私が、掃除機をかける。床の水拭きをする
後:ロボット掃除機が、床の掃除と水拭きをする
→床の物を一度どける必要がありますが、「子どもがいくら散らかしても、一日一回は綺麗になる」と思えば気が楽になりました。自動でゴミを集めてきてくれるのも、何だか嬉しいです。

前:私が、食器を洗う
後:食洗器が食器を洗う
→社宅や賃貸マンション暮らしなので、食洗器の導入は難しいのかな!?と諦めかけていました。現在使っているのは、据え置きタイプ、パナソニックの食洗器です。容量は、通常よりも一回り小さい、プチ食洗というサイズです。

食洗器を取り付けるときに分岐水栓の工事をしたり、引っ越すときは現状回復をする必要があります。そのため、マンションを管理する方に事前に了承をとったほうが良いと思います。(水栓の工事は家電量販店や、引っ越し時の水栓・取り付け工事は引っ越し業者さんにお願いすることができました。)

食洗器の導入は、「設置スペースをどう確保するか」や「コンセントはどこのを使うか」など、考慮する事項がありますので、導入するか否かの好みは様々だと思います。
私はラクになったので気に入っています。

前:私が、洗濯物を全部干す
後:ドラム式洗濯機が、洗濯物を乾かす
→ドラム式洗濯機を導入しました。半分の量はドラム式の乾燥モードで乾かして、もう半分のしわになりやすそうな服は、手干ししています。
以前、洗濯物を全部自分で干していた時に比べると、干す量が楽になりました。また、半分の洗濯物は乾燥機で乾くので、天気にあまり影響されずに洗濯物が乾くので助かっています。

前:私が、コンロの前で鍋料理をする
後:ホットクックが、調理をする
→コンセント式の自動調理鍋、ホットクックが、時間を管理したり混ぜ技機能を使ったりして自動で調理をしてくれます。なのでコンロの前で調理をする時間が減りました。

〇 おわりに

今までは、「自分が頑張って動いて、用事を済ませる。」この事に、疑いの余地はありませんでした。
今はその頑張りの焦点を、「他に頼れるツールはないか?と工夫すること」に向けることにしました。

今も、何とかやっと家事が回りはじめたかな!?というところですが☺

他に頼れる工夫もまだまだ無いか?と考えを巡らせて、楽しみたいと思います。


#家事分担の気づき

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