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私が実際に感じている人の心理

皆さんは普段いつも居る人が何を考えていてどんな行動をして自分以外の人とどうゆう関係で日々を過ごしているか考えたことはありますか?今回はそんな人の心理についてちょっとお話していこうと思います。

電車が端の席から埋まっていったり、鴨川沿いにカップルが等間隔で並んでいたり、という光景もその中の一つでしょう。

今回は、そんな人間の不思議な行動の裏に潜む心理を、東洋大学の戸梶亜紀彦教授に伺いました。普段見かけるあんな現象やこんな現象にも、実は理由があったのです。

1 普段素行の悪い人が、少し良いことをすると抜群に好感度が上がるのはなぜ?

不良少年が道端に捨てられた猫を拾う、というシチュエーションの漫画ってよくありますよね?「ギャップ」があるほど好感度が上がるのは、なぜなのでしょうか。

「例えば、見るからに品の良さそうな紳士が良いことをするのは、私たちの予想の範囲内の行動ですよね。その一方で、一見ガラの悪い人がお年寄りに席を譲っただけで、とても良い人に見えてくる。これを心理学では『対比効果』と言います。   対比効果の実験では実験参加者をペアにし、コミュニケーションを取ってもらいます。ただ、実は片方の参加者が仕掛け人で、演技のトレーニングを受けています。6回ほど仕掛け人の参加者と会う中で、①『ずっと良い人』②『ずっと悪い人』③『前半は悪い人で後半から良い人』④『前半は良い人で後半から悪い人』の計4パターンを演じ分けてもらったところ、一番好感度が高かったのが③『前半は悪い人で後半から良い人』だったのです。」

続きが気になる方はみてください。


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