寿命がわかれば生きやすくなるのでは?
寿命がわかる機械があればいいのに。
気持ちが落ち込むと、もう全てを投げ出したくなる。
この先のことわからないから、見えないから考えすぎてしまうのではないだろうか。
不安に思っても不安に思った大抵のことは起きなくて、一過性の悩みということもわかっている。
それでも、ただ生きているだけでかかるお金のことについても、時給でしか発生しないお仕事についても、今のままでいてはいけないと焦ってばかりだ。
そんな時に私がよく思うのは、自分の寿命がわかる機械があれば、案外苦しまずに過ごせるのではないか、ということ。
寿命がわかるということは、つまり、終わりがわかるということ。
終わりがわかれば、その分だけ人生の時間配分を決めることができる。
寿命がとてつもなく長ければそれもそれで絶望するとは思うが、それでも、終わりを理解するということに意味がある気がする。
つらく、苦しくなった時「でもあと何年で終わるからなぁ」とかなり心が楽になるのではないだろうか。
今切り崩せない貯金にも手を出すことができて、行ったことのない世界に躊躇なく飛び込むことができる。
何年後には終わるからと、会いたい人に会いに行くことができて、食べたいものも食べることができるのではないだろうか。
先のことが見えずに苦しんでいる。
先の結果がわかるのであれば、こんなに苦しむことはないだろう。
誰か頭のいい人が発明してくれないかな〜。
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