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2024年台湾旅行記3 平渓線に乗って猴硐車站(ホウトンチャーヂャン)へ。猫村、十分車站(シーフェンチャーヂャン)、十分瀑布など。

 台湾旅行3日目。台北のホステルで目覚める朝。
 この日は何をしようか特に考えていなくて、なんとなく、台北市内をぶらぶらと歩けばよいか、くらいに考えていた。この日は月曜日、先週1週間仕事をして、土曜日に台湾に来て、少し疲れがたまっていた。なんとなくだらだらしたい気分だった。

 台北車站構内をさまよってしばらくどうしようか迷っていたけど、台鐵の路線図を眺めたりしているうちに、平渓線に乗って猫村に行ってみたくなってきた。平渓線の猴硐車站(ホウトンチャーヂャン)には猫がたくさんいるという事で、猫好きの私は事前に行ってみたい場所としてチェックしていた。

 というわけで、台鐵に乗って猴硐車站に向かった。実は私は台鐵に乗るのは初めてだったけど、特に問題なく乗車することができた。台鐵は日本で言うところのJRのような存在かな、という感じがした。

 途中、瑞芳(ルイファン)駅で人がたくさん下りたので、自分もおりて乗り換えが必要なのかな?と様子を眺めていると、隣に座っていたおじさんが私の持っていた切符を見て、このまま座っていれば大丈夫、と教えてくれた。(中国語で。)瑞芳駅のとなりは猴硐駅で、すぐに目的地に着いたのでおじさんに謝謝といって電車を降りた。

 猴硐駅は特に何もない山奥の駅という感じだが、噂通りで駅を出ると早速猫がいた。山側の山道のようなところを歩くと、あちこちに猫たちがいてくつろいでいた。私のような猫好きの観光客も結構いて、猫たちの写真を撮ったり、楽しそうに眺めたりしていた。私も猫を見てテンションが上がって、猫たちの写真をたくさん撮った。

 山道を少し上がったところにはカフェなんかもあったりして、自分は入らなかったけど、少し中の様子をうかがうと、猫カフェだったり、猫たちにちなんだカフェのようだった。
 この日は天気も良く、晴れていたので山道にも太陽が照りつけ汗をかきながらの散策となった。

 猴硐駅の山とは反対側には博物館なんかもあって、ほんの少しだけ見学をした。猴硐駅のあたりはかつては炭鉱だったみたいで、それに関する展示がしてあった。自分は冷房の効いたカフェでアイスコーヒーを飲んで休憩をした。とりあえず猫を堪能したので、次は十分瀑布に行ってみようと思った。猴硐駅から列車に乗って三駅目、十分(シーフェン)駅で降りて歩くと十分瀑布という滝があるという。そこに行ってみたかった。

 平渓線は列車の本数が少なくて、1時間に1本くらいだったので少しだけ待ち時間があった。

 十分駅に到着して駅を降りると猴硐駅とは比べ物にならないくらいたくさんの観光客がいて、駅前からお店がたくさんあって賑わっていた。情報に疎い私は知らなかったのだけど、ここはランタンに願い事を書いて空に飛ばすことで有名らしかった。たくさんの観光客がランタンに願い事を書いたり、空に飛ばす前に記念撮影をしたり、空に飛んで行ったランタンを眺めたりしていた。

 少しおなかの空いていた自分はその辺でカニのから揚げを買ってバリバリと食した。塩味が効いていておいしかった。
 十分駅から十分瀑布までは少し離れているけど、お店があったり、道も整備されているのでブラブラと歩いて行ける。

 十分瀑布に到着すると多くの観光客たちが滝を眺めていた。ここは台湾のナイアガラと呼ばれることもあるらしいけど、まあそこまでではないけど、それでも滝は十分に迫力があった。滝を眺めるテラスも何か所もあって、最初は滝の上部を眺めた後、下の方に降りて行って滝の正面からも見学ができた。水しぶきが迫ってきて涼しく感じた。

 滝そのものも迫力があって面白かったけど、そこに至るまでに歩いた道も、基隆河に沿って自然の中を歩いて行く感じで面白かった。十分瀑布を十分に堪能(ダジャレではない)した後、元来た道を戻って十分駅に戻った。列車に乗り込んで台北車站に帰った。

 ちなみに、平渓線の終点は菁桐(ジントン)車站というところみたいで、今回は十分までしか行かなかったけど、いつか機会があれば終点まで行ってみたいな、と思った。

 というわけで、以下この日に撮った写真をずらずらと載せていきます。

台北3日目の朝食
本日は晴天なり
お腹を下しやすい自分は日ごろから乳酸菌飲料を飲むようにしているが、今回旅行中も毎日このヤクルトのような飲み物をコンビニで購入して飲んでいた。
朝の台北地下街はまだお店が開いていない。
台北車站
台北車站。誰だか分からないけど、多分偉い人
台北車站
台鐵
平渓線時刻表
猴硐車站に到着
平渓線時刻表。
早速猫を発見
猴硐駅は山間ののどかな駅でした。
猫たちも公休?
猫たちがだらだらと過ごす感じが好き
汗をかいたので冷房の効いたカフェでアイスコーヒーを飲んだ。
猴硐車站
当時の炭鉱に関する展示だと思う。
猴硐車站の駅前
再び列車に乗って、十分駅に向かう。
十分車站に到着
沢ガニのから揚げを食す。塩が効いていてバリバリと美味しい。
十分でも時々猫を見かけた
ランタンが飛んでいく

 ちなみに、時々、ランタンに穴が開いていたのか、うまく空に飛んでいかず、ふらふらと民家(?)の方に落ちていくようなランタンを見かけた。ランタン内部は炎がともっており、火事にならないのかな、とちょっとだけ心配になった。まあ多分そこら辺の何らかの配慮もしてあるのだろうけど。

基隆河
十分瀑布を目指してハイキング
道の途中にあった小さな滝
十分瀑布に到着
滝に興奮していろんな角度からたくさん写真を撮った
奇観世界
十分に滝を堪能して、十分駅に戻る
空には点々とランタンが見える
この賑わい
台北車站に帰ろう
どこかで見かけたカラオケボックス
この日の晩飯。どこで食べたかは忘れてしまった。
ホステルに帰って休憩する私の足。共有スペースのロフト部分にて。

 今回は以上になります。
 最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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