感想

地面師たちを見た。

久しぶりのネトフリでみたものだった。

内容ももちろん面白かった。ただ、絵力が素晴らしいと感じた。この作品の監督はモテキの監督であったらしく、幅の広さに感動した。

個人的にバイオレンスは諸刃の剣だと思っている。
ストーリーにあっていなければ、ただの派手な映画だと言われて終わってしまう。

しかし、この作品はバイオレンスがストーリーに追いついていた。

むしろ双方なくてはならないものであった。

コンプラが厳しいこの世の中でネットフリックスが存在してくれてありがたいと思った。

そして、バイオレンスとあるとおり、死というものが多く存在する。

ここからは私の死生観だ。

ここでの死は生物学的に息絶えることと定義する。
私は自分の死は存在しないと考える。

自分の死は感じることはできない。死んでしまったのであるのなら、あー死んだと感じることはできない。

しかし、他者の死は感じることができる。

そして、作中でハリソンは死こそが生を感じる瞬間であるという。

私の感覚だと、私の死は存在しない。生のみしか存在しない。

そうであるのであれば、ハリソンがいうことも正しいのではないか。
そう思った。

であれば、死が身近にあれば、生を身近に感じるのか。

死は存在しないのであるのなら、私の死生観は矛盾しているのであろうか。

よくわからないが、書きたいから書いた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?