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授業をみる

校内での研究授業が2本、行われました。
これまで研修部一筋で、研修部長も経験し、
「これは!」と思う先生を校内研修のアドバイザーとして来ていただいていました。
指導主事の先生をお呼びすると、公開された授業についてのコメントは、
「いや~、みなさんのおっしゃる通りで」
と言われてしまい、学習指導要領から指導案の書き方のご指導になることが多い。
それが、とてもしんどかったのです。
校長先生に直談判して講師費用を捻出してもらい、授業の達人に、
本時の授業のコメントをもらう研修に変えました。
すごく、楽しい仕事でした。
何より、授業者がとても喜んでくれた。

新しい学校は、ICTを売りにして研修を進めています。
だから、ICTありきではないけれど、ICTを使った授業が求められます。
難しいなぁと感じました。
授業後は、気づきをフォームに書き込んで共有するようです。
私なりの意見と気づきを書き込んだら、どうやら1人、浮いてました。
みなさん、子どもの雰囲気とか、ICT活用についてコメントされているのですが、
私だけ、先生の問いと子どもの課題がずれていたのでは?みたいなことを書いているわけです。

後日、指導主事の先生のコメントがありました。
やっぱり指導案の指導でした。
指導案の指導も大事だけど、毎日の授業で指導案は書かない。
授業者が聞きたいのは、あの授業はどうしたらよかったのか?なのに。
(若い先生で、最初にコメントを求められたとき、そんなことを話しておられました。一生懸命だなぁ)
まわりの先生方も、指導主事の話を聞いて「わかりやすかった」と言ってたけど、私は「では、日常授業をどうするの?」という疑問が残りました。

職員室に帰ってから、授業者の先生と他数名の先生から、
「すみれさんのコメントがすごくわかりやすかった」
と言われました。
うれしい。ちょっと違ったかもねぇと思っていたので。
これまで学んできた授業の本質について、これからもこだわって話していきたいと思う。
同時に、学校が進もうとしているICTについては、みなさんから教わっていこう。
うまく混ざれば、すごく楽しい研修になるのでは?と思っています。

通級担当としては、一斉授業の面白さを感じました。(ちょっとうらやましい)通級に来ている子が、発言している姿もうれしかったです。

そうそう、先日、出張で教室をあける先生のクラスに入りました。
頼まれていたテストをしたあと、ちょっとだけ授業っぽいゲームをさせてもらった。
すごく、楽しかった。


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