HSPは才能のかたまり

今読んでいる高田明和先生の「他人に敏感すぎる人がラクに生きる方法」という本の中に、とても勇気づけられる言葉があったのでシェアしたいと思います。


 日本人は「他と違う=悪いこと」と捉えてしまう傾向にあるようです。
しかし、世界中の歴史を繙けば、天才といわれる人はどこか他と違っていたことがわかるはずです。
 エジソン、アインシュタイン、ゴッホ、野口英世、太宰治‥彼らは周りからは変人だったといわれています。
 なかでも太宰治は、常に自分を苛み、人と比べては落ち込んでばかり。何度かの自殺未遂の末についに玉川上水に身を投げます。しかし、その悩みや苦しみがなければ、彼の作品はこれほどまでに人の心を打たなかったと思うのです。
 おそらく、ゴッホも超過敏だったでしょう。20代の頃、彼は聖職者を志望していますが、宗教的なものに惹かれる超過敏はとても多いのです。晩年には耳を切り落とし、その2年後には亡くなりましたが、彼の作品は後世の芸術家に強い影響を残しています。
 違うからこそ、人と比べて苦しむことは多いでしょう。しかし、苦しいからこそ太宰がいて、ゴッホがいるのです。敏感さや繊細さを持っていなければ、これほど人を惹きつける作品は生まれなかったかもしれません。
 だからといって、苦しみを抱き続けなさいというわけではありません。人と違うことで生きづらさを感じているとしたら、その裏には大きな才能があるということに気づいてほしいのです。自分の才能に気づければ、それは大きな自信になります。仮に他人に理解されなくても、自分にはこれがあるという自負が生まれます。自信と誇りを持てれば、ちょっとくらいつらくたって乗り越えられるのではないでしょうか。
苦しみの中にこそ才能が隠れている
変人と呼ばれた偉人は多い。人と違うという苦しみの中には、あなたにしかない才能が隠れているかもしれない。

他人に敏感すぎる人がラクに生きる方法
より

HSPは自分を責めてしまう特徴があります。
今までのようにネガティブに考えれば落ち込むだけですが、この本に書いてあるように、才能が隠れているんだとポジティブに考えることができれば、きっと現実は変わってくると思います。
是非あなたにしかない才能を活かして行ってください!

高田明和先生、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?