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【Private Activity】能登観光列車 花嫁のれんを応援したい話


はじめに

こんにちは。
株式会社GA technologies デザイン組織に所属中のくま子です。
今回は趣味で乗車している 能登観光列車 「花嫁のれん」の話です。
今年1月に発生した能登半島地震により現在も運行休止中の列車ですが、再開後一層皆さんに愛されるように、今回少しでも魅力を伝えられれば幸いです!🧸✨


「花嫁のれん」とは

まずは、「花嫁のれん」がどんな列車かをご紹介!
もとい「花嫁のれん」とは、江戸時代から加賀藩に伝わる、母が花嫁の幸せを願い婚礼の日にのれんを贈る伝統文化です。
のれんは婚家先の仏間の入口にかけられ花嫁はそれをくぐってご先祖様にあいさつをします。こうして、初めて嫁入りすることが認められ、結婚式を始めるというのが習わしだそう..*

ずばり上記の文化を通し、乗客の幸せを願う思いから、名付けられのが観光列車 「花嫁のれん」です。
2015年〜2024年1月の地震発生時まで、多くの乗客を乗せ、能登の魅力を全国・海外に向けて発信していました。

伝統文化に則りのれんをくぐり乗車


魅力1:煌びやかな外装デザイン

続いて車体に関する魅力を2点紹介。
まずは外装から!
とにもかくにも印象的なのが、先頭車両などにあしらわれた、優美な彫り
和の花に華やぐ蝶と、加賀友禅をそのまま投影したかのような車体に、実に魅入ってしまいます。
重ねて赤黒を基調にしたツルテカな質感は輪島塗を彷彿とさせ、外装全体で派手めな彫りを纏うも、華美にならず上品さを演出してくれています。

個人的にも、これまで多くの列車に乗車してきましたが、「花嫁のれん」は圧倒された外装No.1! 皆さんにもぜひ生で見ていただきたいです✨✨🚃

加賀友禅を投影したような外装
赤と黒を基調
素敵な記念乗車証付き


魅力2:豪華絢爛な内装

そして外観もさることながら内装も必見!
1号車には、桜梅の間・撫子の間・菊の間…など個性豊かな8つの半個室が集結。1室ごとに友禅のオールドコレクションをあしらった空間になっているため北陸の和と美を感じながら旅を楽しめます✨
また2号車は、流水をイメージさせる絨毯に、金箔装飾された扉が特徴的なデザイン。

どちらの号車でもスイーツや和軽食セットをいただけるため、心と同時にお腹も満たされる、まさに至極の列車です✨🍰

北陸の和と美を纏った半個室が全8つ (1号車)
金箔に包まれたエントランス客室側壁面 (2号車)
パティシエ 辻口博啓氏のオリジナルセレクトスイーツ


おわりに

観光列車「花嫁のれん」はどうでしたか?
全国の列車の中でも唯一無二のデザイン性を放つ観光列車に間違いなし。
運行再開する際はぜひ乗車いただけると嬉しいです🌻🧸


そしてくま子以外にも、多様なクリエイターさん達が活躍する、GAの話も度々発信しているためご覧ください。

重ねて、わたしの所属するデザイン組織では
新卒 / 中途メンバー募集もしているため、
良ければのぞいてみてください▼


以上、くま子でした。
また次回。