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とっておき〜

某日、久しぶりの休み!前の休日がいつだったか何をしたか思い出せない。(案外休んでた気もしなくもないけど)
午前中は雨だったから、布団の中にいて、午後からのそのそと起きて最低限、もしくはそれ以下の身支度をして家を出た。
元気がないと新しいところに行けなくて、最近は近所の気の知れたカレー屋、アムリタに行くことが多かった。この前アムリタが休みだった時、普通に落ち込んでしまったため、近所に気の許せる空間を開拓すべしと思って家を出た。

①町家古本はんのき
一軒目、いつかの私がピンを立てた古本屋に行った。Googleマップを頼りに細い道のさらに細い道へ。あった。

本屋って、難しい本ばかり並んでたり、系統が異なると少し寂しい気持ちになるのでちょっと勇気がいる。扉に手をかけたら開きづらくてガタガタと音を立てた。2ガタガタ後、店主さんが「雨で立て付けが悪くて…」と開けてくれた。和んだ。

見はじめて三列目でみつけた河合隼雄の心の処方箋!ラッキー、気になってた本。ここ好きかも…!他にも絵本、漫画、美術書、簡単なものから難しいものまであって、すごく楽しかった。
結局2冊にしたけどほんとは漫画の大人はわかってくれない、とアーノルドローベルの絵本、ちっちゃなほわほわかぞくも欲しかった。また行く口実にしておいた。
音楽も最高。

②喫茶ゆすらご
前に友達が、きみんちの近くに緑まみれの喫茶店がある!と教えてくれた。そこも長い間ピンを立てていて、やっと行けた。はんのきの近く!

これは座った席の近くにあった絵本、もぐらとじどうしゃ。もぐらはじどうしゃに憧れて、街に落ちているものを組み合わせてらしき物をつくったのに動かない。悲しんでいたらたった今いたずらっ子に壊されたもぐらサイズのじどうしゃがおちていて、工場で直してご機嫌で乗り回すお話。なんやそれ。タイヤのことをくるま、と言っていておもろい。もぐらかわいい。

ごはんがさ、とっても美味しくて!海老春巻き定食!だし巻きふわふわ。1000円。また行く!
店主さんはかかっている音楽に合わせて口笛を吹いており、それが超絶上手で驚いた。

あとから来たカップルがかかっている音楽が不穏な感じでルイージマンションみたいだ、と言った。なんだそれと思ったけどよく考えたら、ルイージって緑か。言い得ている。

チャイ。なんか浮いてた。美味しかった

映画までの時間潰しに鴨川。前日からの雨で激流。飛び石が見当たらない。


③出町座
定番。石がある、ずっと見たくて!さっき券を購入したらまだ私1人だった。初貸切王なるか!?

7人くらいいた。貸切王ならず。
石がある、不思議だ、狂気だ。男、石の擬人化だったらどうしようと不安になったが石が好きすぎる人ではあるのかもしれない。男女、そこに自然に恋愛を見出してしまう自分が嫌である。あの丸い石の手触りや重さを想像して、そのちっぽけさに比例して2人の中では大きくなっていくあの石の存在を思った。へんなの。


おわり。意地でもこう言った日を獲得する努力をするべき、私は🪨


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