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今を生きるということ。

年が明けましてご挨拶もせぬまま一月末。
遅くなりましたが今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、自分のnoteについて、なにを書けば皆さんに有益かずっと考えておりました。
精神疾患罹患者で、かつ治らない持病を幾つか抱えて、とりあえず今日を生きるだけで精一杯の私が伝えられること。

病気がこんなふうにしんどいよってことを当事者として発信するのも良いと思いますし、これからも時々していきますが、
ヨガ哲学を学んで、個人的な話ですが、わたしはとても救われたと思っているので、
心が参ってしまっている方へ向けてヨガ哲学をわかりやすくお伝えできればと考えております。

ヨガ哲学については、ちなみに有資格者です。
RTY500をお持ちでハワイ、日本でヨガ講師育成校の校長でもいらっしゃるアキ・ソラーノ先生が脳科学者と共に開発された
ディープマインドフルネス™︎呼吸法、瞑想法コーチの資格を保有しています。勉強するなかで、ヨガ哲学についても学びました。半端な知識をお届けするつもりはありません。

ちなみにわたしはヨガ講師の資格は持っておりません。持っているのはヨガの座学の部分の知識です。


未来はわからないし過去は変えられないけれど、今は変えられる。
耳にしたり目にしたりしたことがおありかと思います。現在は、細分化すると今、今、今の連続で、1秒後に今は過去に変わってしまいます。
ということは、未来を思って不安になることや過去を悔やんで落ち込むことなどは、実は今の自分には必要のない事とわかります。

この部分がキモで、今何か行動すれば未来は少し変わりますし、今何か行動するときに過去のことは考えていないはずなんです。

人間は生来悲観的な生き物と言われています。リスク管理能力がないと野生では生き残れないためあらゆるリスクを探そうとします。
だから悲観的な過去のことを繰り返し繰り返し頭で再生してしまうのは脳の生来の癖と言えます。
しかし、そのリスクはいま本当の脅威でしょうか。多くの場合、違うと言えると思います。
過去に獣がいたからこの道は避けようなどと言うことは日常では滅多に起こり得ないことですから。

今、今、今。連続する今に目を向ける時、辛かったあんなことや、これから起こるかもしれないあんなことのことは考えなくて良いのです。

私は過去の辛いことを脳が勝手に反芻してしまいがちです。今に意識を向ける時、呼吸を深く今やるべきことに集中できるときには過去の反芻は止みます。
この気づきは私自身を大層楽にしてくれました。今やるべきことをやれない時、今やるべきことがない時は呼吸に意識を向けてみましょう。浮かんでくる雑念を吐く息とともに手放していくと、ゆっくりと無に近づいていきます。

今ここにある一期一会の呼吸をただ、感じていくだけで、過去のあれこれや未来のあれこれを想像しにくくなります。
過去に囚われすぎないようになれれば、不思議なことに感情の大きな起伏も自然と穏やかになっていきます。
今に集中するにあたり最初はうまくいかないこともあります。深く長い呼吸が出来なかったり、雑念が消えず涙したり。ひとつひとつを乗り越え、手放しながら今の自分と向き合う術を学んでいきます。

伝わる文にできたか自信がありませんが、まずは一番大事な今についてのことを書いてみました。
今回意識を向けることをたまたま呼吸にしましたが、呼吸じゃなくて紙にペンで今ある感情や雑念を殴り書きする方法もオススメです。上級者はジャーナリングと言って書いたことに対してなぜ?なぜ?と自分に問うていく方法を試してみてください。思わぬ気づきと出会えるはずです。


未来や過去をおろそかにしろというわけではありません。どういう未来を生きたいか意図することも、過去の自分が無意識に持っているブロックを手放す事もとても大事なことです。

まず最初の一歩。いまを生きるのを習慣にしていきたいですね。


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