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たくさんの人との出会い インドネシア・スマトラ島旅行記②【Riau編】

こんにちは。インドネシアのジャカルタに留学中のIanです。私はこの度休みを利用して、インドネシア人の友人とともに2024年の1月にスマトラ島に行ってきました!

今回の旅行は20日間に及び、その間パヤクンブ、パダン、リアウなど、たくさんの箇所を訪れました。
今までインドネシアではジャカルタ以外の場所をほとんど訪れたことがなかった私にとって、この20日間はとても刺激的で、忘れられないものになりました!

ここではその体験を、4回に分けてお伝えします。今回はその2回目です!

目的地②:Riau

次に向かった場所は、リアウ州(Riau)です!

リアウ州には、友人の実家があります。

パヤクンブからリアウまでは、車による送迎サービスのようなもので移動しました。移動距離は200kmほどですが、料金は20万ルピア(日本円で2000円ほど)でした。

移動には5時間ほどかかりました。途中前が見えないほどの大雨に見舞われてとても怖かったですが、夕方18時頃には無事に友人の実家に到着しました。

家に到着すると、早速温かいお出迎えがありました。友人のご両親、そして弟さん。初めて会った私達でしたが、とてもフレンドリーに接してくれました。

日本からのお土産として、日本のお菓子や雑貨を渡しました(ハラールには留意しました)。

渡したものの一つがけん玉だったのですが、このけん玉が特に好評でした。みんなで何回成功できるか挑戦しました。日本人の自分も含めて(!)結果は芳しくありませんでしたが、家族団らんのような時間を過ごすことができました。

けん玉をしたときの写真。色々な国のお菓子もありました♪

翌日からは数日間にわたって友人宅を拠点としてのんびり過ごしました。その間経験したことを、いくつかご紹介したいと思います。

経験①一大事!?川の子どもたちとの交流
友人宅から少し離れたところにある川を散歩していたときのことです。この川からのサンセットは絶景とのことで、地元で有名なフォトスポットまで案内してもらっていました。

するとその時です。川にかかっている橋から、誰かが飛び降りたのです。

10メートルほどの高さはあります。唖然としているうちに、ひとり、またひとりと飛び込んでいきました。ひょっとすると自分は事件の現場に居合わせてしまったのではないかと思いました。

しかし、結論から言えばそれは杞憂でした。飛び込んだ人々は平気な顔をして次々に岸まで戻ってきました。その「飛び込んだ人々」は、全員が小〜中学生くらいの子どもでした。そして彼らは、岸にいる自分と友人を見つけて一目散にこちらめがけて駆け寄ってきました。外国人である私がとても新鮮な存在だったようです。次から次へと、私に対して様々なジャンルの質問をしてきました。こどもたちはとてもストレートです。質問内容に遠慮はありません。少々答えに詰まる箇所もありましたが、その分腹を割って会話することができたと思います。笑

聞けば彼らは日常的に川への飛び込みをしているそうです。どうりで先ほど驚いていたのが私だけだったのですね。

子どもたち。夕日が綺麗です。

経験②コスパ最高!ローカル美容院
友人宅に着いた頃から、髪の長さと多さが気になるようになっていました。そこで友人に冗談半分で髪を切ってみたいと言ってみました。すると友人はその言葉を聞いてすぐ友人は私を近くの美容院に連れて行ってくれました。

突然のことだったのでなりたい髪型も特に決めず、おまかせという形でお願いしました。
世間話をすること30分。ついに散髪が終わりました!

前髪重めのセミウルフカットから、ビシッとした髪型になりました。大きく印象が変わりました。ローカルの美容院を利用するのは初めてだったので少々緊張していましたが、とても満足できました!

驚いたのはその代金です。なんと

3万ルピア(約285円)でした!!!

(1ルピア=0.0095円として計算しています。)
はっきり言って破格です。実はインドネシア基準ではそれほど安い!というわけではないらしいのですが、日本と比較するととても低価格だと思います。この値段で満足のいくサービスを受けられたので、とても感謝しております。



経験③突然の結婚式 地元の人達との交流

地元の人から頂いたジェンコルという食材のチップス。美味しいですが、なかなかクセのある食材なんです。


友人は顔が広く、地元のあちこちに知り合いがいます。帰省に際して挨拶まわりをするというので、私もついていきました。老若男女多種多様、という感じの交友関係を持っていて、ただ感心する日々でした。

ある日、「今日は結婚式に行くよ」と言われました。言われるがまま、式に参加しました。こちらの結婚式は日本のものとは様相が異なります。写真を撮るのを忘れてしまいましたが、たくさんの人や食べ物であふれる、パーティー色の強い空間でした。そして案内された席はまさかの最前列、新郎新婦の目の前でした。

私は、全く知らない御夫婦の結婚式に最前列で参加することになってしまったのです。人生の中でもトップクラスに気まずい時間でした。

一段落ついたあと、友人にあの方々は誰だったのか尋ねました。すると、

「知らない」

と答えました。びっくりしました。君も知らないんかい。

実際は友人のご両親のお知り合いだったようです。なかなか貴重な体験になったと思います。笑

その他にも、数々の学校を訪問しました。このことについては、4番目の記事にて書くことにします。(たくさん書きたいことがあるので…)

今回はここまでにします。実はまだ旅行は前半戦です。ぜひ最後までお付き合いくださいね。ありがとうございました。


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