ADHD診断された上の子の育ち

成人した発達障害者2人の母、co-changです。ご訪問ありがとうございます。

わが子達は2才違いの20代前半のきょうだいです。

上の子はつい最近、ADHDと診断されました。

どうして、発達障害の下の子を長年育ててきたのに、気がつかなったのか?

今回は自分なりの考えを話したいと思います。


  • 早生まれだったので多少の発達のゆっくりな点は気にならなかった。言葉や身体の発達はむしろ、早い方だった。

  • 多動、衝動性はほとんどなく、学校で問題になる事は無かった。

  • きょうだい児ゆえの親に対する反抗心や甘えから年相応の出来る事もただやらないだけだと思っていた。

  • 中学生の頃から、不注意が目立ち始めるが、本人の言い分「やる気が無いから出来ない」は、頭ではわかっているのに行動に移せない、後回しにしてしまう特性だと気が付かなかった。

  • 知的に遅れは無かった。成績は中の上位だった。



こんなところでしょうか。。。

下の子に手がかかって、上の子まで手が回らなかったと言えば、そうかもしれません。しかし、上の子が淋しくないようにいつも気を回し、下の子の療育や通院、通学の送迎時には、義両親や実両親と過ごすようにしたり、一緒に連れて行ったりしました。時には、上の子と私の2人で買い物に行ったり、食事に行ったり。学校行事も必ず出席して、学校の様子も見届けてきました。

それなのに。

発達障害があるとは、気がつけませんでした。夫も同様でした。

後悔は‥

無いと言えば嘘になりますが、
成人後に自分から気が付いて、診断を受ける決心をした、このタイミングがベストだったと思っています。
母親の勘として、診断を受ける2年くらい前から、
もしからしたら、ADHDかもしれないとぼんやり思っていたのも事実です。
ただ、自ら気が付いたものの、大人の発達障害を診断してくれる精神科を探すのは

「面倒くさい。」

と、言い放った時に、ADHDの診断を母は、密かに覚悟していました。
これも事実です。

次回は、診断を受けたその日の事を振り返りたいと思います。

お付き合いいただけたら幸いです。



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