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【大人の金融リテラシー】営業担当者は、金融リテラシーの担い手

証券会社の営業担当者のミッションは、証券という商品を売ることです。
顧客の中には、営業担当者が何か特別な情報をもって勧めているのではないかと考えるひともいます。
ただ売れば良いだけなら、形式的な商品説明をして「良い商品なので買ってください。」でも売れるのかも知れません。
ところが、ここで「顧客の理解」を求められることによって簡単にはいかなくなります。
良い商品がどのような商品なのか、あるいは、良いという根拠はなんなのかなどは、当然のこと、形式的な商品説明も聞いてるだけなら良いのですが、横文字も多く、大抵のひとは、ちんぷんかんぷんで、理解まで求めることは容易ではありません。
例えば、以下にある投資信託の説明文を掲載します。
「主として成長の可能性が高いと判断される米国株式に投資する。企業のファンダメンタルズ分析と株価バリュエーションに基づく銘柄選択を基本としたアクティブ運用を行う。ベンチマークは、S&P500株価指数(配当金込み、円ベース)とする。毎計算期末の前営業日の基準価額に応じた分配を目指す。原則、為替ヘッジせず。」
いかがでしょうか?
ちんぷんかんぷんですよね。
これらを顧客に理解させるために、様々な知識を顧客に植え付けます。
その積み重ねが結果として、顧客の投資知識に結びついていくことになります。
従って、証券会社の営業担当者は、金融リテラシーの担い手の一人であると考えています。



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