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救命24時 第3シリーズ

今、自分が見直しているドラマが救命24時シリーズである
特に、ずっともう一度観たいと思っていたのが
第3シリーズの首都直下型地震が起きたと想定されたものだ
かなりリアルに描かれている

病院のBCPは

当時と比べると病院も整備されてきたと感じる
例えば、病院自体の耐震化、棚の転倒防止策、備蓄倉庫の把握
一般電源が止まった際の対処方法など徹底されている
病院のBCP(事業継続計画)は患者の命に直結することと、
多くの傷病者を助ける役割があるので病院の機能を維持できるように
あらゆる角度から策定されている

BCPの見直し

大きな震災が起こるたびに、国もブラッシュアップしながら
次の震災に対応できるように備えてきた
また同様に災害拠点病院では毎年訓練を実施、更新している

それでも震災時には予期せぬことが必ず起きる

何かあれば、病院に行けばいいという、
日常的な行動は災害時には通用しない
日本は、国民皆保険、フリーアクセスという医療保険制度から
医療を受けることの難しさをあまり感じない

ドラマの中では「クラッシュ症候群」が起こる
自分たちができることを災害が起きる前から準備しておくこと以外
自分や、自分の大事な人を守ることはできない

クラッシュ症候群とは


クラッシュ症候群とは、長時間大きな家具などの下敷きになり、
そこから先に血液が行かずに組織の損傷をきたす 
そして圧迫が解除された途端、血液が流れ 組織壊死から
カリウム・リン・ミオグロビンなどの急激な再灌流が
致死的不整脈や急性腎不全を起こす
ひとたび急性腎不全を起こせば治療法としては透析しかない 
しかし、透析には大量の水が必要であり断水してしまったら治療ができない 

病院は断水しないように貯水槽を持っているが、
予期せぬことが起こるのが災害である
また、すべての病院が透析の設備があるとは限らない

しかし、家具の転倒防止さえしておけば
家具の下敷きになり長時間圧迫されることはない

我が家の大きな家具は、すべてビスで壁付けである
ガラスは飛散防止フィルムを張っている
その時になって後悔しても遅い

今すぐ始めよう! 大きな家具の転倒防止

*今なら「救命24時 第3シリーズ」FODで観られるので是非お勧めする

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