DXを推進する中でのTableauの役割
はじめに
前回の「DXをすすめたい」ではDXについて書きました
今回はDXをすすめるなかでのTableauの役割について書きたいと思います
第1回目 「DXをすすめたい」
第2回目 「DXを推進する中でのTableauの役割」
第3回目 「Tableauの組織展開について」
皆さんは自分を変えたいと思ったときどうしますか?
例えば、体重を落としたい、血圧を下げたいなど
そうです、現状を認識しますよね
体重の場合は、現状の体重を体重計ではかります
血圧なら血圧計で図ります
現状の状況を数字で認識するってことをまず最初にすると思います
(怖くてできないときありますけど)
業務の場合、Tableauで簡単にわかりやすく現状認識することができます
見える化することの効果
私は以前、業務で社内のITコストを提示し、周知する業務をやっていました
昨年までは、部ごとの数字の羅列(Excelを張り付けた感じです)で、見せられた人は「あ、そうかー」てな感じだと思います
もっと効果的なことはないかなーっと思っていたところに、
「Tableau化したらわかりやすいで」とのことで、さっそく講習会を受講しました
受講後の印象は「こんなに簡単にダッシュボードが作成できるんやー」です
Tableauでダッシュボード化してすぐに今まで溜まっていた不要なものが見つかり大きなコストダウンが図れました
Tableau化することで今まで暗にフィルターされていたところまで明確にできました
(Tableau化すれば最初は大きな成果があります 特にコスト削減は)
おさらいですが
前の回の「DXをすすめたい」で書いた私の思う進め方は下記でした
Tableauの役割
ビジョンの策定時の自社の状況や強みの把握
会計データや予算データにより自社全体の状況をTableau化し、強みや課題を検討します
自社は営業に強みがあるのか、設備構築に強みがあるのか、狙う方向性を決めます
デジタライゼーション時の業務の効率化
今までの業務で
1)各部で作成したExcelを集めて
⇩
2)集計し、会議用のPowerpointの資料を作成している業務を
Tableau化後
2)の作成をすることなく、Tableauで一発で作成可能です
コスト削減につながりますし、ドリルダウンでき、課題の本質をつかむことができます
デジタルトランスフォーメーション実施後の検証のためのグラフ化
仮説を立て、サービスを投入した後の結果データを集約し、Tableau化すると、実施後の問題点や課題を見つけることができます
また、いろいろなデータと組み合わせ、相関関係を検討することができます
次の改善につなげてより深いデジタルトランスフォーメーションが可能になります
まとめ
DXにおいてTableauは
・現状の状況の強み、状況把握
・デジタライゼーション時の業務効率化
・デジタルトランスフォーメーション実施後の検証のためのグラフ化など
多くのところで利用できます
また、Tableauを展開することでいろいろな効果が社内に広がります
第三回ではTableauの展開方法について書きたいと思います
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?