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20年ぶりのタンゴコンサートは深かった

こんにちは、みさです。
雨が降ったり止んだり、寒暖差もありますが皆様体調はいかがでしょうか。

私は風邪をひきそうになったので、レッグウォーマーをつけたら体が温まり治りました。

皆様も身体の冷えにはお気をつけて✨

さて、昨日タンゴコンサートへ行ってきました。

場所は大和に新しくできたコンサートホール
お手頃価格でナイスブッキング!

小松亮太さんは、私が20年前に初めてタンゴを聴いた演奏家の方で、駅でポスターを見つけたときに速攻申し込みしました。

20年前は世田谷パブリックシアターにたまたま行ったのでしが、トイレに入っていたらロビーでバンドネオンの演奏をされていて、その爆音に驚きワクワクしたのを思い出しました。

ピアソラを中心に、今まで聴いたことのないようなストイックな情熱的な音楽、バンドネオン奏者の小松亮太さんの熱量も高く、衝撃をうけましたね〜。

サインCDも家にあります!

あれから、20年。

一体、どんな感じになっているのでしょうか??????
そして私の感じ方も変わったのでしょうか???

昔好きだったものが、ある日そんな好きでもなくなっていたというのはよくある話。
そんな自分への好奇心も相まって期待が高まります。

そして当日。

期待以上のコンサートでした✨
20年前のストイックさとは違う、成熟したもっと幅の広いアプローチでタンゴの世界を楽しませていただけました。

タンゴ音楽は、アルゼンチンが代表のようになってますが実は様々な国から端を発していたり。バンドネオンもドイツ製だったり。

有名なジェラシーという曲は
ヤコブ・ゲーゼというデンマークの作曲家によって作られたそうです。

知らないことばかりでかなり面白かったです。

詳しくは著書にて✨
(アソシエイトしてません)

タンゴアンサンブル、かっこよかったです✨

様々な作曲家に作られたタンゴ音楽。
私は小松亮太さん作曲のものがスリルがあって聴きごたえがあり好きでした。

面白かったのがネスカフェゴールドブレンドのテーマをタンゴアレンジした曲。

ラジオの依頼でピアニストの熊田さんがアレンジされたそうなのですが、さらっとしれっと素敵に演奏されていて、それが可笑しくも微笑ましく、最後は笑ってしまいました。

ゲストのジャズピアニストの国府弘子さんが、果敢にタンゴに挑む場面もありました。

さすが!
華やかで世界があるわぁ〜
素敵だわぁ〜

と、うっとりしていたのですが
アフタートークで、国府弘子さんは
小松亮太さんから、もっと冷たくとか、何度もやり直しをさせられ泣いたと(かなり端折ってます)冗談交じりにエピソードを語られておりました。
またタンゴを成立させるためになくてはならない要素が厳然と存在しているという真実を
小松亮太さんが語られていて(かなり端折ってます)、なるほどタンゴとは奥が深い。

クラシックからみたタンゴ
ジャズからみたタンゴ
ロックからみたタンゴ
タンゴからみたタンゴ
全て違う

そして世に流通しているタンゴは
ほとんど純タンゴではないのだ
(かなり言い換えてます。)

というような内容のコメントを拝聴し
なるほどしかり
たしかに、タンゴを追求した先にしか表現できない音楽があるのは間違いない。
ここに聴きにきてよかった~✨
と思ったのでした!

20年前もエキサイティングな経験でしたが、今回も広範囲に楽しませていただき、年月を経ることは豊かだなと思ったのでした。

また行きたいです✨

お読みいただきありがとうございます😊
ではまた。

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