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QUEENの日に寄せて

格好良さそうなタイトルにしてみましたが、いつものQUEENに関する雑記です。

みなさん、ご存知でしょうか?4月17日は「QUEENの日」なんです。
1975年の初来日の日にちなんで、この日がQUEENの日と認定されたんですよね。もちろん日本限定です。祝日ではありませんけど。


QUEENといえば、フレディ・マーキュリーのキャラが強いので、まずはフレディ・マーキュリーの姿が浮かぶ方が多いと思いますが。

QUEENはもともと、ギタリストのブライアン・メイがドラマーのロジャー・テイラーを誘って作り上げたバンドなんですよね。

ボーカルはティム・スタッフェルだったんです。当時のバンド名は「SMILE(スマイル)」でした。

ティムとフレディは同じアートの学校に通っていたんです。ティムに誘われて、フレディはブライアン達のバンドを知ることになるのです。

フレディは、バンドの追っかけをするようになり、ブライアンやロジャーと仲良くなったんですよね。すなわちフレディは、ブライアンやロジャーの友人でありながら、彼らのファンでもあったわけなんです。

ここのくだりは、ブライアンはいつも誇らしそうに語っています。

彼らに憧れていたフレディは、ステージでの魅せ方や、歌い方など横からあれこれ口を挟んでアドバイスをしていたそうです。

しかし、誰もあまり相手にしていなかったそうです。笑

というのも、フレディも別のバンドでボーカルをしていたんですけど、フレディのボーカルの評価は「なよなよした歌声」だったということで、そんな奴が何をいう!という感じだったんでしょうね。

そんなフレディがQUEENに入る前に「ラリー・ルレックス」として収録した曲がこちらです。どうですか?なよなよしていますか?爽やかではありませんか。(ファン目線)


ブライアン率いる「SMILE」はなかなか売れず、ついにボーカルのティムが見切りをつけてバンドを抜けたため、待ってましたと言わんばかりにフレディがバンドに加入し、ベーシストのジョン・ディーコンが加わり、「QUEEN」が誕生するわけなんです。

バンド名の「QUEEN」はフレディが発案したんですよね。

QUEENのアルバム「グレイテスト・ヒッツⅡ」より

QUEENのこの有名なデザインは、アートの学校に通っていたフレディがデザインしたものなんですよね。

「Q」の文字の上にいる蟹は、蟹座のブライアン・メイ、左右両方の獅子は、獅子座のロジャー・テイラーとジョン・ディーコン、下の左右の妖精は乙女座のフレディ・マーキュリーを想定して描かれています。

メンバーを星座になぞらえて描くところが、乙女的な発想ですよね。さすがフレディ。



彼らにも下積み生活というものがあり、お金がなかったフレディとロジャーは露店を開いて古着や絵を売っていたそうです。

なんと、当時は何の価値もなかったフレディの大学時代の論文も売っていたそうなんです。今持っている人は手が震えるほどの価値ですよね。

何でもかんでも値をつけて売っていたロジャーが、うっかりフレディのお気に入りのコートを売ってしまい、フレディは慌てて取り戻しに行ったというエピソードもあります。

デビュー後もなかなか思うように売れず、有名なボヘミアン・ラプソディがヒットするまでは借金まみれのQUEENだったというのですから驚きですよね。

そんなQUEENが売れるきっかけとなったのが日本であったということで、初来日の日でもある「QUEENの日」は特別な日なんですよね。

「QUEENの日」が近づくとラジオからはQUEENがよく流れますし、リクエストもかかりやすくなります。


今年のQUEENの日にはどの曲をリクエストしよう?と今からわくわくするQUEENファンなのでした。