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まめ
2022年11月29日 21:01
待ちに待った体育祭が幕を開けた。だから、廉夏は朝から子どものようにおおはしゃぎだ。体育祭を見に来ていた日向と冬眞にいいところを見せたいのだ。だけど、冬眞はアイドル並みに未だに人気があり、11年経っても、保護者の人が何を見に来ていたのか、分からなくなり日向は笑う。彼は、たまたま休みにかち合い、休みじゃない廉の変わりにビデオを持って来ていた。何て、友達思いな奴だろう。と、廉夏は笑って思う。
2022年11月29日 20:10
「何か掴めたか?」廉がリビングへと、観月を抱いて下りて行く。それに、廉夏は反応した。「狡い」「廉夏ちゃん、ごめんね。さっき廉様からプロポーズされたから、私廉様のものになります」それに、廉は噎せる。日向はそれに、大笑いだ。「お前、ぜってぇ、責任取れよな」廉に言う。「責任ねぇ? じゃあ、こうしよう」廉が観月を下ろすと、自分もしゃがみ観月と目線を合わせて言う。「お前が11年経っても