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まめ
2022年11月29日 19:50
早速、廉夏の家に帰った。みんなは家に帰ると、廉夏はまるで食いつくかの様に聞く。「何か分かった、冬眞の方は?」その廉夏の食いつきに、冬眞は笑う。「『ただいま』が、先でしょ? って、その子は?」寝ている観月を指し言う。「観月ちゃん、日向の姪っ子」「そんなこと、如何でも良いわよ。で、如何だった?」「取り敢えず、目星いのはなかったと思いますよ。まだ、事件が起こってから時間が経っていないので、
2022年11月21日 07:38
それは、廉と冬眞、廉夏が日向の家で飲んだ朝に、電話ががかかって来た。この時、廉はもう、仕事に行っている。その情報が入ったのは、まだ寝ている明け方の時間だった。殺人それも聞いたことのある住所。一家惨殺だつた。「嘘だろう」日向の頭は理解を拒否する。「どうしたの?」「惨殺された」廉夏の思考も理解を拒否る。「えっ、誰が?」「俺の家族だ」「嘘だよ。だって、昨日会ったばかりだよ。そして、私達