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【栃木県の魅力】面白い宇都宮大学院生といえば!!という人物におすすめを聞いてみた!!

「栃木は面白い」なぜか多くの栃木県民が知っている謎の人物に栃木の魅力を聞いてきました!


彼と話したきっかけは友人の紹介。1on1できる人募集!っていう彼の呼びかけから始まり、今回初めてゆっくり対話をしました。

インプット×アウトプットの黄金比とは?!〜面白い宇都宮大学院生〜

白金励大(しろがね れお)宇都宮大学の大学院2年生(M2)です。まずは面白い経歴や人柄についてご紹介します。ここから先はレオと呼びます。

#白金励大 (しろがね れお)

事業を立ち上げることが得意だそうで、学生団体を栃木県でふたつも立ち上げたり、地域の人と繋がって事業を起こしたり、就活イベントを企画したり、大学の広報団体で代表をしたり。

栃木県でわかりやすく自由な行動をし、大学に縛られず地域でやりたいことを実現させている人。といえば白金励大。というくらい有名だそうです。

すべては「面白そう」を引き金に行動し続けています。少年のような人柄、起業家のようなマインドを持っている印象です。

コミュニティの知り合いの紹介によりレオを紹介され、1on1をするきっかけができ、今回のインタビューに繋がりました。1on1とは、マンツーマンでテーマをもって対話をすることです(自論ですが)。

レオは2024年4月から友人紹介によるほとんど初対面の人と1on1を繰り返し、私で54人目だと言います(驚)その日は午前中に山口県の心臓病を耐え抜いた子と対話しました。その子からは「恩返し」という言葉をもらい、これからお伝えするまちに対し、レオなりの恩返しがしたいと感じたそうです。

#1on1 (ワン・オン・ワン)

1on1では新しい価値観との出会いが多く、インプットが多いと話しています。1on1は、私と初めて出会った2024年3月のイベントで、インプットを増やしたい感じたことがきっかけと話しています。

インプットとアウトプットの黄金比率は3:7と言われています。3月のイベントで知ったレオは、インプットとアウトプットが自分は1:9であり、インプットを増やす必要がある、と思いました。自分の友人の多さ、大学の企画でひたすら紹介者をインタビューしてまわる企画を思い出し、ひらめいたインプット方法が1on1でした。

レオは放射線状に紹介の繋がりをつくっていますが、数珠つなぎ的に100人の紹介の繋がりを目指す後輩もいるそうで、互いに初めての1on1相手。面白い人の周囲には面白い人がいるものですね(笑)

現在では、1on1の力で多くのインプットを得ることに成功し、新しい価値観のみならず、新しい機会を得たことや、以前に比べて会話上手になれたことも大きな収穫だったそうです。

栃木で自然に触れたいときは??

面白い、かつ自然に触れられる場所といえば「憾満ヶ淵(かんまんがふち)」です。

#憾満ヶ淵 (かんまんがふち)の風景

エネルギーを感じるそうです。日光にあり、自然が好きな人は特に面白いと言います。横に綺麗な川が流れている場所を歩くことができます。

栃木でオシャレな雰囲気を楽しみたいときは??

地元である那須でオシャレな場所といえば「SHOZO 黒磯本店」です。

#SHOZO黒磯本店

空き家をリノベーションして活用する文化の初期の頃にできたカフェとして有名です。中学時代の友人の親も働いているくらい地元で、近日まちの活性化に力を入れており、観光地化しています。

栃木の魅力はズバリ!!これでしょ!!

「人の面白さ」です。自然や文化が多くある中で、いろんな地域の面白い人がいることが最大の魅力です。そこを意識して広めたいと話しています。

実は、栃木県民の県民性で捉えると良いとは言えません。治安がとても良いわけではなく、むしろ協調性の低さすら感じるそうです。「内は内、外は外」の意識が強く、当たり障りなく人と接して、関係の悪化を避けるような県民性があります。例えば、何か事業を立ち上げても、周囲と協力し合う人より、自らの成功を考える人が多いそうです。

一方、面白い人も多いため、そこを魅力と捉えています。周囲と協力して楽しそうにする大人です。全面的なアピールのため、そのような人を増やしたいと考えています。

例えば、レオのイベントに毎回参加するうどん屋の店長は参加する度に違うリピーターのお客さんを連れてくるそうです。ひとりでうどん屋を構えていますが、自ら創作したうどんを宇都宮うどんと称して、常時お客さんや周囲の人を巻き込む動きをしています。

#うどん屋店長さん

面白い人の共通点は、興味のある分野、目線で、栃木県のあらゆる地域をどう良くしていくか、常にまちづくりの視点で考えています。1人ではなく、自治体、行政、法人、学生などの若者たちと協力して取り組むのです。

自治体、行政の活動例を挙げます。真岡市(もおかし)で市役所がまちづくりプロジェクトを立ち上げました。市役所発足ですが、今では地域の学生、JPO団体、宇都宮大学の教授、まちづくりに興味がある会社などが行政と協力し、自分たちの地域を盛り上げる活動をしています。使われない場所に対して社会実験を繰り返し、若者を含む多くの人々でひとつの方向を向いて取り組みます。

法人の活動例も挙げます。下野市でNPO法人として、若者たちで青二才という団体を立ち上げました。創業1年ほどでかなり新しいですが、盛り上がりは凄まじいようです。地域の居場所づくりを考え、駄菓子屋などを学生や地域の拠点としています。そこでは、人々のやりたいことを叶えるため、自分たちのやりたいことを叶えるための環境づくりに時間を投資しています。

うどん屋さんのInstagram⬇️

このように、彼ら「面白い大人」の多くはまちを良くしたいという地元愛に溢れた人が周囲を巻き込みながら事業を展開しています。

どこにでも面白い大人はいると思うけどどうして栃木県なの??と聞いてみました。

栃木県への想いやきっかけとは??

実際面白い人が増えつつあることも要因だけれども、1番は、たまたま栃木で育ち、栃木での思い出が多く、思い出の原因が面白い人たちとの出会いだから、栃木県にこだわり続けています。その出会いから、新たな文化や価値観と出会えました。思い出をもとに栃木県の人の魅力を伝え、広めたいと考えています。

そう考えたきっかけは何??と聞いてみました。

#栃木県への思い

高校のときの知り合いが自転車を盗まれたことが、地元愛を生む原点だそうです。高校までプロサッカー選手を目指し、ひたすらボールを追いかけていましたが、挫折してしまいました。そのタイミングで当時付き合っていた彼女の妹が、鍵を挿したままの自転車を駅で盗まれたそうです。サッカーがなくなり、すべてを失ったレオが自分事に捉えました。

自分の住むまちで自転車が盗まれるというひとつの悪い事象が起こることでまち全体の治安が悪いと認識されてしまいます。サッカーをする中で、悪いまちの印象はなく、自転車を盗まれた事象と貼られるおそれがあるレッテルを許せず、自分の手でまちを良くできないか、とその方法を調べ始めました。

「まちづくり」のワードと出会います。まちづくりをすることで自分の手で自分を育ててくれたまちを良くすることができるかもしれない、と気づきら大学ではまちづくりや地方創生を学ぶことができる学科を専攻しました。大学で研究を続けて6年。現在では住んでいた地域のみならず、栃木県全体をフィールドに、まちを良くするため、恩返しをするために行動し活動しています。

今後栃木県をどうしていきたい??

大好きな栃木県を、みんなが生き生きと暮らすまちにしたい。人の活気で溢れる風景が、将来的につくりたいまちの景色だそうです。これを具体に落としてみましょう。

#栃木県での集い 「たきびを囲んで語る会」

知らない人に当たり前に「こんにちは」「おはようございます」と挨拶すること。そして挨拶によってプラスに影響し合うこと。そういったレオなりの平和をイメージしています。

栃木県民全員が、現状の生活や人生に自信を持ち、楽しみ、ワクワクしていれば、挨拶でさえそれを伝えられると信じています。そんな人で溢れていれば、たかが挨拶という何気ない接点ですが、栃木県に訪れるすべての人に感じてもらえると思います。栃木県民はなんて生き生きと暮らしているんだ、一緒にいるだけでワクワクが伝達される、ということを。

今後の活動は??

近い将来、自らの手で、栃木県に面白い人が集まるゲストハウスを運営する計画も立てています。

コロナ禍で、あるコミュニティがきっかけで全国を飛び回り、47都道府県すべてに足を運ぶ旅をしました。面白い出会いも多くありましたが、やはり帰りたい場所は栃木県でした。面白いものを持ち帰って話したいと思える場所が栃木県であり、地元愛を再認識しました。

魅力を発信し、人々繋げ、栃木県民にとってレオ自身「世界を狭くさせる役割」と話しています。遠くにいると感じていた人がもう隣にいる、という環境。例えば、自分と縁遠いと思っていたヒッチハイカーが気づけば横にいたり、自分と無関係と思っていた世界一周を経験した人が日常的に存在していたり。様々な人が当たり前に溶け込める寛容的な場所、HUBのような場所としてゲストハウスが適切だと考えました。

直近のイベントは??

月イチで「たきびを囲んで語る会」というイベントがあり、8月にこれまでの集大成のような「佰宴祭」というイベントがあります。

#人生で最大の宴をこことちぎで

普段宇都宮で開催している「たきびを囲んで語る会」は既に10回開催され、今月は友人の家で開催します。この友人は私(うるるん)の友人でもあります(笑)たきびを囲んでゆったりした空間で見知らぬ人と対話をする空間です。直近で2024年6月15日に開催します。

経営ノウハウも知らない学生5人で企画する「佰宴祭」も必見です。1泊2日、全国47都道府県から1人以上、100人を集めてワンピースの宴のようなキャンプファイヤーイベントです。8月24,25日で開催します。対話形式で、感受性を揺さぶるワークショップが多く、自然と居心地の良い空間ができるそうです。6月中旬よりクラウドファンディングもするそうですので、ぜひ出資してみてください。みなさんで人生で最大の宴(せいしゅん)を楽しみましょう。

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