余命1年の僕が、余命半年の君と出会った話。

出演:永瀬廉・山口夏希・横田真悠・・・その他
監督:三木孝浩


余命わずか1年と宣告された後で、余命半年の少女と出会った17歳の秋人。彼女を笑顔にしようと必死になるうちに、再び人生に希望を見出していく。

Netflixオリジナル作品としてSNSでも広告が沢山出てきていたので気になって見てみました。
恋愛ものの映画でどちらかが余命宣告されているのは何本か見たことがあるけど主人公が2人とも余命宣告(しかも半年&1年)はあまりない作品だと思う。
若者、愛、友情そして絵画を軸にストーリーと聞くとありがちな展開を想像してしまうけどそんなことはなくて妙に現実的に進むストーリー。
例えばどちらかの臓器が実は一致していて提供してどちらかは完治するとか実は海外で手術受けてて生きてて・・・なんてそんな奇跡みたいな展開はない。
いいとこ取りの映画にありがちなラブ展開ポイントにも主人公は自分の病気に阻まれるし病気以外の事故が起こるような邪魔なハプニングもなくて粛々と時間の終わりが訪れる中でそれぞれの想いを膨らませていくストーリー。

Netflixオリジナルの強みなのかは分からないけど出演する俳優さんが豪華なので主人公の家族の辛さとかが伝わってくるからただのふわふわした青春ラブストーリーではなかった。
木村文乃がいつも元気なお花屋さんで男の子には「ガーベラくん」女の子には「ガーベラちゃん」て呼んでるところとかもリアルじゃないですか?⇦突然の質問
私も同じお花を買っていく常連さんがいたら名前聞くことはなくて「薔薇の貴公子!」とか呼ぶと思う。

出会ったのは病院。しかもお互い17歳で余命宣告されるという悲しい設定ではあるけどお互いを大切にして家族に感謝してちゃんと命と向き合っているということが伝わる映画でした!

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