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相互運用可能な学習歴の仕組みについて

こんにちは!Receptの中瀬です。

こんなニュースを見つけました

日本とEU、デジタル分野で閣僚級会合 属性情報の相互運用を検討

https://mainichi.jp/articles/20240430/k00/00m/300/189000c

https://mainichi.jp/articles/20240430/k00/00m/300/189000c

留学時などで、海外留学生と日本の学生の学習歴データを相互運用可能な形にして運用しようというものです。

DID/VCにおける提供価値の1つはこの、データの相互運用性だと思っていて、そこに対する取り組みがあることは、これらを実装する上でもやりやすくなります。

このような取り組みがないと、0からデータの標準化策定を開始することになります。

1スタートアップがやれる範疇を超えてしまう、少なくとも業界団体の巻き込みが必要な領域に入りこんでしまいます。

相互運用性を担保するために業界のコンセンサスが必要になるのではとみているからです。

ユーザー巻き込めていればそんなの関係ないという理論もあると思っていて、そこを突破できるのであればその方法も1つかなとは思いますが。

河野氏とブルトン氏はネット上で用いる人や法人の属性情報について、日本とEU域内での処理技術や精度の違いなどを整理した上で、早めに相互運用できそうな分野を探すことで合意し、覚書を交わした。属性情報は氏名や国籍、連絡先から趣味に至るまで広範囲にわたるため、全分野での共同運用を実現するには時間がかかる。そこで、まずは転職や留学のためのデータ流通に絞って議論を進めたい考えだ。

https://mainichi.jp/articles/20240430/k00/00m/300/189000c

アマゾンもまずは本屋さんのオンラインショップから始めたと言われていますし、こういうどこから参入していくのかというのも最適な道があるのかもなあ、なんて。


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