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「本質的なもの(Authenticity)」と「食」を追い求める旅人です。 Walma…

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「本質的なもの(Authenticity)」と「食」を追い求める旅人です。 Walmartでの経験をもとに「食品安全文化」研究から、現在は“Culture Change”に興味を持つ。 自分自身の成長、また、よりよい組織・社会のために自分に何ができるかを日々考えている。

最近の記事

Fish in Europe

今回は、全て食べ物ネタということで。(いつものこと?) フランスにて  冒頭の写真は、弊社・フランス支社にて、工場で加工した魚を使って、開発品試作用キッチンで披露してくれたお寿司とデザートのマカロン。 2024年9月24日のランチだ。 マカロンはラデュレのものかと思うが、前日・夕食時に「フランスのどこのお店のマカロンが一番美味しいか?」という話が出ていたので、「ご要望に合わせて」的にタイムリーに提供されたものだ。 前日・夕食は、世界最大の生鮮卸売市場であるRungi

    • スキポール空港ー行動経済学ナッジ理論検証の地

      2024年9月22日 朝7時12分 スキポール空港にて、フライトの時間を待っている。 ふと、スキポール空港は、食品安全文化醸成のための手法として取り上げられることが多いナッジ理論が検証された場所だったことを思い出した。 ナッジ理論とは、2002年にノーベル経済学賞を取った行動経済学者Richard Thaler教授の提唱する理論で、「如何に小さな刺激が我々の行動を変容させるか」を説いたものである。 ナッジ理論の検証例の中で、最もよく知られている例が、1999年アムステル

      • ミラノ、そして、ローマへ

        <オランダ ー スキポール空港にて> 2024年9月15日 朝9時50分 スキポール空港の混んだゲートの充電ブースで、ビタミンドリンクを飲みながら、携帯を充電中。 これからミラノへ出張。 早めに空港に来て、朝ご飯を食べるつもりだったが、ゲート付近は、結構、混んでて、スタバも含め、すごい列ができている。 しょうがなく、喉が渇いたので、とにかく飲み物を買おうと、500ml のビタミンドリンクを値段をあまりよく見ずに買ったら、€4.75。 高いねぇ〜。 その後、行列が空いた

        • 食品安全文化 in EU規則

          2024年8月1日 日本の食品輸出入会社に転職し、9月1日にEMEAに赴任になるということをきっかけに、少し離れていたEU規則について改めて調べていたら、なんと、灯台下暗し、2021年3月 EU規則 Regulation (EC) No 852/2004に食品安全文化の条項が追加されていた。 2020年にコーデックスが食品安全文化を規定したので、当たり前と言えば、当たり前なのだが、「やばい、やばい。日本の感覚でいると取り残されちゃう!」てな感じだ。 簡単に背景をご説明すると

        Fish in Europe

          オランダにて。 仕事開始!

          オランダに到着して今日で2週間。 長かったような、短かったような。 明日、ホテルを一旦チェックアウトしなければならないので、今日は、会社からホテルに戻ってきた後、トランクに荷物を詰め込んだ。 入りきらない荷物(サプリとか、ちょっとしたもの)は、手持ちが夏服しかないなか、あまりに寒くて慌てて冬服を買った時の紙袋に入れて、「会社の机の下にでも置いておくかな?」と考え中。 オランダ初出社日は、9月2日(月)だった。 その後10日余り、夜中に何度も日本とやりとりをし、想定と異な

          オランダにて。 仕事開始!

          オランダ散歩 Walking around Amstelveen

          2024年8月30日金曜日、羽田からフランクフルト経由で、午後10時過ぎにアムステルダム・スキポール空港に着き、Uberにて長期滞在型ホテルへ。 スキポール空港ではTaxiスタンドの他に、Uber等アプリを利用した場合のピックアップの場所が“App Pick Up Point”として設置されていた。「確かに、これは便利かもしれない。」と思って、利用することにした。 しかし、わざわざ、そのP/Uポイントまで移動した後にUberをOrderしたにもかかわらず、サマーバケーション

          オランダ散歩 Walking around Amstelveen

          「食品安全文化」ー心理社会的リスクの観点から

          前回の記事(「食品安全文化」醸成〜労働安全分野とともに)でも、少し予告させていただいたが、今回の記事では、働く人のメンタルヘルスに関する指針として初めての国際規格であるISO45003:2021にて整理されている、職場における心理的な健康及び安全に関する「心理社会的リスクの管理のための指針」を、WHO(世界保健機関)のガイドラインとともに紹介させていただきたい。 心理社会的リスクについては、PSR=psychosocial risksとも呼ばれ、労働安全衛生分野で注目されて

          「食品安全文化」ー心理社会的リスクの観点から

          「食品安全文化」醸成〜労働安全分野とともに

          第二次世界大戦中の英国。軍事工場で働く人たちのための食事提供を始まりとし、現在、世界最大となっているケータリング会社であるコンパスグループ。 その日本法人において、私は、2021年8月から3年間、セーフティ責任者として「安全文化」を推進した。 「安全文化」の醸成 〜 食品安全と労働安全衛生の両立 入社当時、「Food Safety フード・セーフティ(食品安全)」と「Personal Safety ピープル・セーフティ(従業員の安全)」の総称としての「セーフティ」という言

          「食品安全文化」醸成〜労働安全分野とともに

          Designing my life - よりよい人生のために

          2024年8月から新しい職場での仕事開始をひかえ、休みをとっている7月後半、普段は見ない本棚や資料を見返していた。 そのなかで、2021年4月18日に受講したDesign Your Life Japanのオフィシャル・ワークショップで使用した「スタンフォード式人生デザイン講座」ビル・バーネット&デイヴ・エヴァンス 千葉敏生訳(早川書房)を手に取った。 受講したワークショップの資料はおろか、整理ができない症候群の私は、同じ本を購入するということは少ないものの、ある興味のある内

          Designing my life - よりよい人生のために

          「食品安全文化」の旅

          2024年7月23日 愛媛 八幡浜へ 郷土料理・鯛めしの美味しいことが知られる愛媛県の西部に位置する八幡浜市には、その宇和島風・鯛めしと同様の食べ方をする“鯵めし“が有名なお店がある。 “浜味館あたご“である。 このお店は、私の親戚が経営しているお店でもあり、昔、祖父の妹に当たる人が切り盛りをしていた頃、時折、美味しい料理を持ってきてくれる、その人を“あたごのおばちゃん“と呼んでいたことを思い出す。 2024年7月23日、私を含め東京から訪れた3名は、JR松山駅から特急宇

          「食品安全文化」の旅