1人バカンス④
寒くなってもまだ書き終わらない…。
今回は備忘録的にフーコック島について書いておく。
フーコックはベトナム西部にある島で、北に行けばすぐカンボジア。ベトナムで唯一、海に沈む夕日がみられるリゾート地として売っている（はず）。
始めて訪れた時はこれから本格的な開発、という感じで、正直ホテルとビーチしかなかった。あとはナイトマーケットと寺院と自然。
そして今回、びっくりするほど変わっていた。なんといっても遊園地と動物園とその他もろもろができた上に、ギネスブックに載っている世界一長いケーブルカーまでできていた。海沿いにはホテルがひしめいていていささか窮屈なくらい。島の一部は大規模開発されて、どこか西洋の街並みみたいになっていた。
この写真みたいな光景がずっと続く。ケーブルカーまで乗せてくれたタクシーのお兄さんも「新しい街だけど、空っぽ」って笑っていた。
先に箱を作ってからテナントを募集するのはありだけど、ここまで無計画なのはどうだろ？と思ってしまった。
だけど、よく見るとところどころにこじゃれたカフェとかがあった。調べると、レストランとかもかなり増えている。ベトナム料理以外にもいろいろ食べられるみたいだから、長期滞在の人には選択肢が増えていいかもしれない。
島内の移動は基本、タクシー。自転車とかバイクのレンタルもあるけど、ベトナムの交通事情を考えると気が進まない。私はケーブルカーに乗る以外は外出しなかったけど、そのときにホテルに紹介してもらった運転手さんとLINE交換したから、そのあと出かけたければ彼に頼んだかな。
ケーブルカーについては結構詳しく書いているブログも多いから割愛するけど、行きは独り占めできたのでかなりはしゃいだ。すごく高いし、海も、西洋風の空っぽの街も見て楽しめた。上った先には遊園地もレストランもあったけど、ビーチのハンモックで本を読んでた。そして、雲が来たから避難。午後のケーブルカーで早々に退散した。
８月のフーコックは雨季。だけど、日本の梅雨とは全然違う。しとしとなんて降らない。滞在中もほぼ毎日雨は降ったけど。だいたい午前か午後に一回ずつくらい。ホテルのプールサイドにいると、海の方から雲が見えて、ホテルの人に促されて屋根のあるところに（酒をもって）退避すると、ザーっと降る。30分くらいもすれば、元通り。ビーチベッドが整えられるとまた戻る。ちょっと濡れていてもタオルをしいてくれるし、だいたい水着を着ているから平気。雨季だからとそこまで心配することはない。
でも、この時期は波が高くて、海の色もあまりきれいじゃない。これは乾季の穏やかな海の方が条件はいいんだろうなと思う。潜ったり泳いだりする人は乾季が良いかと。
でも、来年のバカンスはもっと海が青いところに行きたいかも。よく考えたら、海自体はわりと見慣れている。こう、南国の海、という感じのするのを求めたい気はする。
さて、来年はどうしようかな。