![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107915026/rectangle_large_type_2_c40e9e799d7f8cec7456e24e9196b6b3.jpg?width=1200)
別府温泉の総鎮守。【八幡朝見神社】別府そぞろ歩き。12歩目
今回のそぞろ歩き先は日本一の湧出量を誇る別府の総鎮守の八幡朝見神社さんにやってきました。
八幡朝見神社の始まり
創建は建久7年(1196年)。
鎌倉幕府より守護職(鎌倉幕府・室町幕府が置いた武家の職制で、国単位で設置された軍事指揮官・行政官)として豊前(現在の福岡県東部及び大分県の北西部)・豊後(西海道に属し、現在の大分県)に赴任された大友能直(戦国大名・大友宗麟の祖先)が、鎌倉の「鶴岡八幡宮」を勧請(勧請とは、離れた場所にいる神や仏に対して、こちらへ来てくれるように祈り願うこと。本祀の社に祀られている神の分霊を迎えて、新しく設けた分祀の社殿に迎え入れて祀ることを意味する)して「八幡朝見神社」を創建しました。
当初は龍ヶ岡(現在の乙原)に社地がありましたが、鶴見山(鶴見岳)の噴火により社地(神社の領有する地域)が崩壊してしまったため、正平3年(1348年)に現在地に遷座(神体・仏像の座を他の場所にうつすこと)したそうです。
慶長3年(1598年)に別府湾で震災が起こり、本殿など社殿が壊滅したと言われていますが、寛文10年(1670年)に社殿を再興、元禄9年(1696年)には神殿と楽殿が新築されたそうです。
明治時代には県社(旧制度の神社の社格の一つ。国幣社の下で郷社の上にあり、県から奉幣した神社)に列格し、昭和2年(1927年)に斎殿と能楽殿が新築されました。
っと難しい入りをしましたが、要は大友宗麟の祖先の人が現在の神奈川県から福岡県/大分県に出向させられて別府に八幡朝見神社を建てましたが、噴火により土地が使えなくなり場所を移した後、災害でも建物が壊れたので新しく建て直したと自分の中で安直に解釈。
それでは本題にはいりますが、別府が温泉が湧き出るだけでなく、パワースポットと呼ばれる名所が数多く存在しています。
そのなかでも八幡朝見神社は上位の開運スポットと言われているそうです。
八幡朝見神社さんのご利益は、
開運/健康長寿/商売繁盛/恋愛成就/金運アップ
大体欲しいのはそろっていますね。
踏石の縁起物
まず表参道に隠れている縁起物。
ひょうたん石とさかずき石は、お詣りの際に踏むと、大変縁起がよいとされているそうです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105913562/picture_pc_9a15f5c67cf0fb2f0186cf550710b539.jpg?width=1200)
さかずき石はお酒を飲む機会がある時に踏んでおくと二日酔いになりにくいという嘘か本当かわからない言い伝えもあります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105913575/picture_pc_7f610498268778d5b3a9c08e49a78c41.jpg?width=1200)
夫婦杉
そして次は「夫婦杉」です。「この2本の杉の間を男女が通ると結ばれる、夫婦はより円満になる」と言われています。ぜひカップルの方は間を通ってみてください。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105914093/picture_pc_9d8395238e5fe707e49e7efe68ce391d.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105914100/picture_pc_aeec2128943da78154e1809f6c2d1e5c.jpg?width=1200)
萬太郎清水
夫婦杉を抜けて次は「萬太郎清水」です。
孝行な萬太郎がくんできた朝見の清水を不治の病の父親に飲ませたところ、たちまち全快したことから、無病息災の水として言い伝えられています。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105913798/picture_pc_3431f0663655d7d995e9e0e914c0e873.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105913803/picture_pc_ab282674f8824ea90e9c6bfc00301dcb.jpg?width=1200)
御神木
そして階段を上がって本殿のすぐ隣には大分県の天然記念物にも指定されている樹齢1000年を越えている御神木の大くすの木があります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105914280/picture_pc_0029ab390e224be51c8c39f1a203b8fa.jpg?width=1200)
大くすの木の前には大きな石の台があり、ここに立って両手をY字に広げて立つとパワーをもらえるといわれているそうなのでこっそりパワーをもらってみてはどうでしょうか。
ちなみ私がそぞろ歩いた時は誰も居なかったので堂々とパワーをいただきました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105914796/picture_pc_e36233b0b5eae57af34099a19d82679c.jpg?width=1200)
そして八幡朝見神社さんに限った事ではありませんが神社の本殿周辺は凛とした雰囲気で澄んだ空気が漂っている感じがして、その場にいるだけで心が浄化される気がします。
まぁ石台の上に立ってY字に手をあげてた人が言う事ではないでしょうけど。
茶房萬太郎
そして本殿の奥には茶房萬太郎というお店があって食事をすることができます。お店では万太郎清水で煎れたコーヒーなどが飲めます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105915286/picture_pc_a8027d03f8adbaa061cab4c6e466830d.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105915329/picture_pc_6c84d797b1d2554ff8cebd9e8257010a.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105915341/picture_pc_313a449e6ccd7a5d6ae991a271c39693.png?width=1200)
私も暑かった、いや無病息災のご利益にあやかろうとアイスコーヒーをいただきました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105915433/picture_pc_119a26f6a08a2ae737eff24fae18c77c.jpg?width=1200)
のんびりできる空間でお茶休みするにはぴったりでした。
こちらの一度に幾つものパワーを存分に感じられる八幡朝見神社さんの情報はこちら。
◽️住所
〒874-0812
大分県別府市朝見2-15-19
◽️営業時間
祈祷受付9~17時(日により受付できない時間帯あり)
◽️定休日
無休
◽️ 駐車場
有り
ホームページ
八幡朝見神社さんは別府駅から徒歩で約16分位の場所にあります。
車だと約5分位です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106000590/picture_pc_a2becab99d1cae548a91b60f539e20fa.png?width=1200)
私の働く界別府からだと約24分位です。
車だとそんなに変わらず約6分位です。
私の職場。
界別府
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからも別府滞在観光の参考になる所へそぞろ歩きしていきますのでまた遊びに来てください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?