司式というお仕事とキリスト教葬儀事情

明日から埼玉でオファが入り司式のお仕事です。

お葬儀の司式者は、牧師として任命され、普通は結婚式の司式を10年ほど経験しないと、感動するお葬儀の司式はできません。

結婚式はある程度流れが決まっているので、訓練を積めばスキルは上がります。

お葬儀の場合。霊的な面がかなりウェイトを占めます。ですから霊的な訓練と福音伝道でコミュニケーション能力を高めなければなりません。特にキリスト教葬儀の場合、深い悲しみの遺族の方々に慰めと励まし。一番大切なのは、これからも生きてゆく上での希望を与えてげることですね。今は、都内では火葬式のみというお葬儀も殖えつつあります。私の場合は、前夜式(お通夜)はなくても、告別式と火葬式はおやりになっています。

また、コロナ禍以降参列者の人数も激変しています。お身内だけで質素におやりになる。10人から20人ぐらいです。

そうなるとお葬儀の司式者は今までのように、司式をやれば終わりではなく、ご遺族お一人お一人とコミュニケーションをとらなければなりません。

また、キリスト教お葬儀なので故人様も喪主様も、もちろんクリスチャンというケースも多いと一般的には想われますが、実は個人様だけがクリスチャンとか、喪主様だけがクリスチャンという場合も多いです。最近増えているのがノンクリスチャンのキリスト者式お葬儀です。

日本人のクリスチャン人口は1%と言われていますが、洗礼は受けていない。あるいは教会に所属はしていないが、イエス・キリストに対する認識はかなり高いですね。

8月から司式の担当件数を増やしてほしいとの要望もあり、今月は8月からの仕事量に合わせて準備をします。

司式を通して、多くの人々へ福音のメッセージをお届けできる喜びで充実した毎日です。

神の愛。イエス・キリストの救い。聖霊の交わりが皆様とともにあります様に。

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