一人旅で一番嫌な瞬間

一人旅で一番嫌な瞬間は、朝起きるとき。
なぜならみんながまだ活動を始めていない時間だから。

朝日も出ていない時間から一人動いていると、どうしようもない孤独を感じてしまう。

薄暗い道路。冷えた空気。朝独特の匂い。
そんな中大きい旅行カバンを携えてずんずんと歩いていく。

コンビニに入って、店員さんがいる。なんなら客もいる。
ちょっと安心。一人じゃなかった。

スタバに寄って、意外と人がいる。
さらに安心。もう動き出しているのは私だけじゃない。

駅に着いて、新幹線に乗る。人がたくさん。
また一安心。もう心細くない。

そんなに嫌なら、一人旅やめれば?っていう人もいるだろうけど。
旅は一人が気楽でいいんです。

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