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8月、プーチン・ロシア

(2,728 文字)
8月15日ウクライナメディア:

8月15日、プーチンの演説から「非ナチ化」「非武装化」の言葉が消えた

プーチンは、Army-2022フォーラムの開会式で、露軍の新目標を発表した
プーチンは、ドンバスの露兵が平和な生活のために戦っており、一歩一歩ドンバスを解放していると言った
同時に、敗北したヘルソンについては言及せず、部分的にしか占領していなかったザポリージャについても触れなかった
「我国は、陸海軍のプロフェッショナリズムと勇気を誇りに思っている
彼らは常に、祖国の主権と安全を守り、他国にその意志を示している
そして今日、特別軍事作戦で、我々の兵士たちは、ドンバスの戦士とともに、誇りを持って義務を果たしている
彼らは露のために、ドネツク・ルハンスク人民共和国での平和な生活のために戦っている
彼らは果たすべき全任務を果たしている
彼らはドンバスの土地を一歩一歩解放している」
プーチンは、いわゆる「特別作戦」の目標について常に混乱している
ラブロフは、露人がドネツク・ルハンスクだけでなく、ウクライナの他の領土も手にすると発言している
メドベージェフはさらに過激に「ウクライナ軍はドネツクからだけでなく、より広い地域から…さらに…」
と言っている
しかし、結局のところ、露軍は大損害を被り、プーチンは指導者としての任務を果たせなくなっている

8月15日 露独立系メディアメデューサ:

プーチンは、Army-2022 フォーラムの開会式で講演した

主に軍産複合体の成功と海外での露製兵器の需要に関して話したが、ウクライナでの戦争についても話した

8月15日露公営経済メディア・ベドモスチ:

プーチンは、同盟諸国に小型武器、装甲車両、大砲、航空機、無人機まであらゆる武器を提供する準備ができていると述べた

「さまざまな大陸に多くの同盟国、パートナー、同志がいる
彼らは、(米国)覇権に屈しない国々だ
その指導者たちは真に男性的な性格を示し、屈服しない」
「国際法に基づいて世界的・地域的安全保障問題を集合的に解決したいと考えている」…「第二次世界大戦の何百万人もの犠牲者を追悼する我々の義務は、歴史改ざんに厳しく対応し、ネオナチズム、ロッソフォビア、人種差別に対抗することだ」
プーチンによると、露は他国との共同軍事演習に関心を持ち、世界中の何千人もの軍事専門家が、露軍事大学や兵学校を母校にしていることを誇りに思っているという
さらに、露は新世代の武器と装備を作成するために協力関係を積極的に発展させ、公正かつ平等な条件で協力するつもりであるという
プーチンによれば、CSTOと上海協力機構の枠組みの中で、すでにそのような経験があるそうだ

8月15日露言論紙PublicOpinion:
セルゲイ・マルコフ: 露の元議員であり、政治学者、プーチンとも交友関係を持っている Radio KP、Ekho Moskvy、NTV チャンネル、Russia 24、TV Centerの社会政治番組でコメンテーターやゲスト出演をしている 露国会新聞、コムソモリスカヤ・プラウダ、ロシスカヤ・ガゼータに連載を持つ

恐怖が平和を実現する

原子力発電所の脅威は、キーウ政権の核テロの明確な事実である
政権が新たなレベルの国家テロ政策を引き起したということだ
いくつかの段階があった
まず、社会的・政治的野党の人物の暗殺である
次に、都市部での銃乱射事件
キーウ政権の人々が反乱を起こした
第三に、都市部での対人地雷の設置で罪のない一般市民を犠牲にした
そして4つ目、キーウの支配下にない地域の民間人管理者の大量殺戮だ

今は、原子炉の廃棄物貯蔵施設と原子炉ドームそのものを破壊する恐れのある銃撃をしている
キーウが国家テロの段階を経て徐々にエスカレートしていくこの状況は、やはり紛争のエスカレーションであり、宥和を伴うとは考えにくいように思う

平和への移行のための唯一の可能な選択肢は、核汚染の脅威と攻撃が続くならば、西ウクライナの原子力発電所を攻撃すると宣言することだ
これで、ウクライナとポーランドの両方に影響を与えることができる
キーウ政権がザポリージヤ原発を攻撃し、放射能汚染が起こるなら、露はウクライナ西部の原発を攻撃して報復するだろう
放射能汚染はあちこちに広がり、EU諸国に影響を及ぼすことになる
EUをより平和的な解決に向かわせるには、この選択肢しかないのだ

はっきりさせておきたいのは、EUは今、侵略者であるということだ
今、露がすべての敵対行為を完全に停止し、ウクライナから軍隊を撤退させ始めたとしても、何も終わることはなく、戦闘はさらに先延ばしになることは間違いないだろう
したがって、平和への移行は、侵略者が戦闘を停止した場合にのみ可能なのだ
侵略者はNATOであり、その軍隊(この場合はウクライナ軍)を通じて露に対し代理戦争を仕掛けているのである

恐怖が平和が実現すると言ってもいいだろう

8月15日露言論紙PublicOpinion

ボグダン・ベズパルコ
Богдан Безпалько
(露の政治学者、露連邦大統領民族間関係評議会の幹部会委員)

ザポリージャ原子力発電所周辺の情勢で休戦は無理

いや、ザポリジャー原子力発電所をめぐる事態の停戦は不可能だと思う
旧ウクライナで露連邦に統合されつつある地域を含む地域の放射能汚染を確実にするとの脅している発電所への攻撃は、露骨な脅迫であり、露連邦指導者が同意できないのは当然である
この脅迫は誰の目にも明らかであり、これに屈すれば、第一に、露が脅迫している外交プレーヤーに負けることになり、第二に、露国民の目からも負けることになるのである

そのため、今後はザポリジャー原子力発電所周辺やカホフスカ水力発電所周辺でもこのゲームは行われる予定だ
IAEA、国連、さまざまな外交機関などの関連部署とのゲームが行われ、ウクライナと露は各自の主張をすることになるだろう
しかし、遅かれ早かれ、この脅迫は誰にとっても退屈なものとなり、ブチャやクラマトルスクへの攻撃などが風化したように、情報として風化していくだろう

もちろん、ウクライナの砲撃が原子炉の冷却装置や使用済み核燃料の貯蔵場所を破壊しないことを願う
なぜなら、その場合、広い領土を汚染することになりかねないからだ

https://publico.ru/opinions/peremirie-iz-za-situaczii-vokrug-zaporozhskoj-aes-nevozmozhno/

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