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Yandex(2)7月

7月29日 モスクワタイムズ:

この戦争でYandexの運命は砕け散った
CEOのアルカディ・ボロジはEUの制裁リストに載ったことで退任し、同社の株価は75%暴落、資本金は1兆5千億ルーブルも減少した
しかし、ITビジネスの共同創業者は、ビジネスをあきらめるつもりはない

ボロジは、いくつかのプロジェクトを海外で展開したいと考えていることが明らかになった
無人運転車、クラウドサービス「Yandex.Practicum」、そして「Maps」や「Navigator」だ
しかし、そうなると共同創業者はロシアに残している事業のコントロールを失うことになる
同社は事実上、2つの陣営に分かれている

アルカディ・ボロジ自身、数年前からイスラエルに住んでおり、戦争が始まって以来、Yandexのトップ・マネージャーや従業員をイスラエルに呼び寄せいている
YandexロシアのCEO Elena Bunina、サービス部長 Roman Chernin、ドローン部長 Dmitriy Polishchuk、商品広告部長 Vera Leyzerovichが移籍している

露会計検査院長のアレクセイ・クドリンは、Yandexの分裂に手を貸している
海外プロジェクトのスピンオフ再編に正統性を与えようとしている
彼は、現職を離れ、このIT企業の経営に参画する見込みである
さらに、株式やオプションを受け取る可能性もあると言う

ボロジは、会社分割に躍起になっているだけでなく、国際市場攻略の試みも放棄していない 例えば、Yandexは中南米での存在感を高めている
ロシアメディアの コメルサントによれば、Yandexは中南米で配信部門を開業し、教育サービスを開発し、企業向けに気象サービスを提供しているという
IT部門では、チリ、ペルー、南アフリカ、トルコで労働者を募集しており、3月にセルビアで立ち上げたプロジェクトも展開する予定だ
6月には、持株会社がメキシコとブラジルの企業に天気予報の技術を提供することを正式に発表した Yandexは欧米市場はひとまず忘れるしかないだろう
2月24日以降(米国企業Grubhubの協力終了で)欧州資本のフードテックプロジェクトを停止または凍結し、米国の大学からロボットを撤退させている
(終わり)

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