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ラピン大将が陸軍参謀総長に再昇格

2023年1月10日 モスクワタイムズ:

ウクライナ戦争での失敗を批判されていたアレクサンドル・ラピン大佐大将が、ロシア陸軍参謀総長に就任したと、国防省の関係者がUra.ruが報じている
同紙によると、この人事は1月9日に行われたという

ラピンの主な仕事は、陸軍部隊の編成及び戦闘訓練と再武装計画だと、ある情報筋がイズベスチヤに語っている

ヴァシリー・トンコシュクロフ大佐大将が産業貿易省に異動したため、空席になったという

ラピンの起用は、RBCの関係者も認めている
この情報に関して、露国防省は公式にコメントを出していない

11月、ラピンはウクライナ戦争における中央軍管区とロシア軍中央グループ(車両に「O」と印が付けられたグループ)の指揮官を解任されていた
チェチェンの首領ラムザン・カディロフから辞任を要求された後のことである
ラピン大佐大将は、リマンを「降伏」させ、ドネツク人民共和国北部のテルニー、トルスコエ、ヤンポロフカの入植地付近でウクライナ防衛軍に突破を許したとして非難されたのである
カディロフの立場は、ワグネルPMCの創設者で実業家のエフゲニー・プリゴジン氏と同じであった

ラピンの辞任は正式には報道されなかった
一部のメディアは、彼が休暇に入ったと報じていた
中央軍管区の組織動員部長、アレクサンドル・リンコフ少将が、中央軍管区部隊の司令官代理に任命されていた

その後、アンドレイ・モルドヴィチェフ中将が「O」グループのリーダーとして任命された
(注:開戦初期に戦死したとされていたが、誤報だったようである。)

ラピン(58歳)は2017年から中央軍管区の指揮を執っている
それ以前は、シリアのロシア軍本部長を務めていた
知人は、彼を「気取らない、効率的な男」「命令に従うだけでなく、それを楽しんでいる」と評している

ラピンは、現在、ウクライナでロシア軍を率いているセルゲイ・スロヴィキンの部下だったことは知られている
7月4日、ルハンスク州の掌握に関わったとして、プーチンはルピンに「ロシアの英雄」の称号を授与した
国防省によると、ルピンはリシチャンスクへの攻撃を指揮したという

BBCロシアは5月、ルピンが息子のデニス・ラピン(第1親衛戦車連隊長)を、失敗したシュミーとチェルニヒフへの攻勢における功績で、「勇気と英雄的行為」を理由に表彰したことを伝えた

(終わり)

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