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肩書きがないから。

初対面の人に対して

「この人、何をしている人なんだろう?」

と、誰しもが思うだろう。
私もそうだ。

何の「仕事」をしている人なのだろう?
何の「活動」をしている人なのだろう?

人と接する時は必ずこの疑問って浮かんでくる。

「何してるんですか?」
と聞かれることもある。

そんな時、私はとっても居心地が悪い。
悪意のある質問でもないし、挨拶代わりみたいな会話なのに、私はそれに答えられない。

肩書きもなければ、働いてもいないから。

noteでよくある自己紹介が出来ないのも、私には何の名前もついていないからだ。

生物学的に見て女であること以外は人に向けて発信できるコンテンツが何もない。

元◯◯みたいな肩書きすらもない。
本当に何もない。

こんにちは!人間です!
で済む世の中ならばいいのだが、「どのような」人間かを説明しないといけないらしく、それには職業や家庭内の役割などの情報が必要らしい。

息苦しいなぁ。

人間です!女です!でいいじゃんかと思うけど、もし私が初対面の人に同じこと言われたらそれはそれでびっくりするから、まぁ世の中そんなもんなんだろうなと理解はしている。

結局、何かに分類されないと生きてはいけないよってことなんだろうね。

ホリエモンとかだったら、
そんなもん自分で好きに名乗っちゃえばいいじゃん。
とか言いそうなものである。

無職系noter?
しかし、noterと言っていいほど投稿しているわけでもないし、まともに文章を書けるわけでもないし。

無職系傍観者ってのが一番しっくりくるけど、それならば人間です!女です!って方が分かりやすい。

「何してるんですか?」
って本当に普通の、そこら辺に転がってるレベルの何てことない会話なのに、簡単な質問なのに、すぐに答えられない自分がとても情けない。

嘘ついてもいいんだけど、それもなんか違う気がして。

特技でもあればよかったなぁ。

無職系無能人間の私にはこれから何かの「名前」がつくチャンスって巡ってくるのだろうか。

出来ることを探したいだけなのに、その途中で出来ないことばかりが増えていく。

でもまだ人生を降板する気がないから、何かないか、何かないかって毎日探している。ここは諦め悪くしとかないとだめでしょってことで。

でも、才能がほしかった。
ちょっとでいいから出来ることがあればよかった。


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