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上肢リーチ Part1
最初の投稿は『上肢リーチ』の動作パターンについてです!
そもそも、、、
理学療法士(PT)なのに上肢!? 言われてもできないよ。。
こう思っている先生方多いのではないでしょうか。
この記事では分かりや〜すく
上肢リーチについて説明したいと思います!
そもそも上肢・手の役割は歩行・バランス・コミュニケーションなど
と様々な日常生活動作で重要であると言われています。
![](https://assets.st-note.com/img/1667224051426-gJKHkbRC3x.png?width=1200)
上肢リーチにおける相は0〜4相です。
![](https://assets.st-note.com/img/1667234025555-sFX1Fkdf5S.png?width=1200)
ここではあまり詳しく説明しませんが
0〜2相までは『移送期』と呼ばれ
体幹・肩甲帯の安定から上肢を物品がある場所へと運ぶ段階です。
そして、2相〜4相までが『操作期』と呼ばれ
上肢を物品の方向へと運び、物品を把握し操作していく段階です。
0相〜2相までは
フィードフォワード(こうなるかもしれないと予測する)の要素が強く
2相後半から〜4相になるにつれて
フィードバック(結果に対して修正していく)の要素が強くなります。
動作パターンについて
健常者はリーチの開始前に体幹が伸展し
リーチに伴い肩甲骨の下制・内転運動と肩関節の軽度伸展から屈曲など
が起きていきます。
脳卒中患者さんは健常者と比較して
過剰な体幹の屈曲・回旋や肩関節の挙上を代償として使いやすく
『不効率な上肢リーチ』となりやすいのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1667308801018-B0Ynv7KZDB.png?width=1200)
ではどうして脳卒中患者さんはそういった代償パターンを
とりやすいのでしょうか?
次回は正常パターンと代償パターンをより細かく見ていきましょう!
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