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上肢リーチ Part1

最初の投稿は『上肢リーチ』の動作パターンについてです!

そもそも、、、
理学療法士(PT)なのに上肢!? 言われてもできないよ。。
こう思っている先生方多いのではないでしょうか。
この記事では分かりや〜すく
上肢リーチについて説明したいと思います!


そもそも上肢・手の役割は歩行・バランス・コミュニケーションなど
と様々な日常生活動作で重要であると言われています。

上肢リーチにおける相は0〜4相です。

ここではあまり詳しく説明しませんが
0〜2相までは『移送期』と呼ばれ
体幹・肩甲帯の安定から上肢を物品がある場所へと運ぶ段階です。

そして、2相〜4相までが『操作期』と呼ばれ
上肢を物品の方向へと運び、物品を把握し操作していく段階です。

0相〜2相までは
フィードフォワード(こうなるかもしれないと予測する)の要素が強く
2相後半から〜4相になるにつれて
フィードバック(結果に対して修正していく)の要素が強くなります。

動作パターンについて

健常者はリーチの開始前に体幹が伸展
リーチに伴い肩甲骨の下制・内転運動と肩関節の軽度伸展から屈曲など
が起きていきます。

脳卒中患者さんは健常者と比較して
過剰な体幹の屈曲・回旋や肩関節の挙上を代償として使いやすく
『不効率な上肢リーチ』となりやすいのです。

ではどうして脳卒中患者さんはそういった代償パターンを
とりやすいのでしょうか?

次回は正常パターンと代償パターンをより細かく見ていきましょう!



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