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豪州備忘録33日目

今日は大学の授業の先生が違った。今まではグループワーク中心のゆったりとした授業だったが、今になって一方通行型の授業になった。先生が軍隊あがりみたいなハキハキした喋り方をするのでついていくのが大変だった。でも内容はめちゃくちゃ面白かった。ネイティブの英語を聞き取れるようになるための訓練として単語のつながりとかオーストラリア英語の特徴を教えられた。音声学くらいのレベルで論理的に英語を教えてくるのでかなり深いレベルで理解できるのだ。結局この先生に教わるのは今日の一日だけだったが、この先生にもっと教わりたかったと思った。

授業が終わるとすぐにソニアおばさんが迎えに来た。今日は次男のアンガス少年のラグビーの試合を見に行くことになっていた。大学から少し離れたスタジアムに向かう。そのスタジアムはかつてはブリスベンを代表するラグビーコートだったらしいが今ではもっと中心部に立派なラグビーコートができたことで影が薄くなっているとソニアおばさんが言っていた。行ってみると確かにきれいだが場所は中心地から離れている。

どうやらその日の試合はブリスベンのラグビー少年たちの対抗戦でアンガス少年にとっては重要な試合であるようだった。ポテトフライを買って試合を観戦した(なんとポテト一つで5ドルもした!)。アンガス少年は試合ではムードメーカー的な存在として士気を挙げていたが、試合には残念ながら負けてしまった。ソニアおばさんはがっかりしていたが、アンガス少年は思いの外ケロッとしていた。私も帰国直前に彼の試合を見ることができてよかった。

書きたいことと言えばそれくらいだろうか。執筆している現在時刻は9月23日の夜11時で本来ならば飛行機で帰国している最中だ。しかしフライトが大幅に遅れ、24日の朝7時になったので急遽ソニアおばさんのところにもう一泊することとなっている。明日の朝3時に起きて空港に向かうというハードスケジュールなので今日はここまでにさせていただく。実はこの遅延は私にとって非常によい影響をもたらしたのだが詳しいことはまた後日。

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