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職場のカサンドラ症候群

カサンドラ症候群の原因


パートナーや家族等でASD(自閉症スペクトラム)の特徴を持つ人と接することで生じる心的ストレスの積み重ね
当人の苦しみがパートナーや周囲の人に理解されず、孤立した状態に置かれること

主な症状

身体面  不眠 頭痛・偏頭痛 体重の増減 自律神経失調症

精神面  抑うつ状態 パニック障害 自己評価の低下 
     孤独感・孤立感を感じる 情緒不安定
     自己喪失感 罪悪感  無気力

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小さな職場、狭い人間関係の中でおこりやすい
アカデミックハラスメントもある・・

上司が部下の心配をしない、感謝しない・・・
マイルール(こだわり)がある
人間理解が未熟(浅い) 騙されやすい
→職場の輪が乱れる
自己中心的 (攻撃・反社会的になることも)
相談できない 
無計画(突然に仕事を振る)
部下の私物化

私の場合と感想


前記事の子どものカサンドラ症候群

私の母(ASD・現在92歳 同居当時80歳)の場合、冒頭の上司が発達障害の場合の動画で描写された方が、「わかるわかる、全くその通り・・」と感じた。

おそらく母は昭和4年生まれという時代背景もあると思う。

母の中では、昔ながらの年長者が上という考え方で、私や私の娘に接していたのだと思う。

上で抜き出した特徴はそのままあてはまり

心配をしない、感謝しない・・・
マイルール(こだわり)がある
人間理解が未熟(浅い) 騙されやすい→家族の輪が乱れる
自己中心的 (攻撃的になることも 自分の立場が大事)
相談できない 無計画
子どもの私物化

ということで、はっきりいって全く家族として機能できなかった。
母が自分で家族のために何かするという場面は一つもなかった。

分担 (食事・清掃・ゴミ出し)を割り当てればなんとかやってくれたけれど。

あからさまにイヤイヤな感じで、隙あらば代わってもらう気満々な様子も見え見え(^-^;

長年生きてきて、そうすれば誰かがやってくれて楽できると学習しちゃったのかも。

でもそれは家の中の内面で、外ではさも自分がちゃんとやってます!アピールはすごかった。

いやいや、昭和を生き抜いてきた人はすごいわ

一緒の空間で過ごす家族としてみたらストレス満載だけど、

距離感を持ってみたら、「なんかいろんな意味ですごいわ」って思ってしまう。

とことんマイペース、自分の事しか考えてない


家族だからみんな分かり合える という幻想は捨てて

家族でも興味の範囲や価値観も全く違う人もいるよね

とわかると楽かな。

家族の場合、儒教的思想が色濃い日本では、

罪悪感が出てきちゃうこともあるよね。

上司や教授の場合も同じ。

相手が地位の高い人だったりすると

何か自分が悪いんじゃないか・・と感じてしまったりする。

日本に儒教が伝わったのは、継体天皇が治めていた513年のことでした
5分でわかる儒教

儒教が入ってきたのは、なんと1,500年くらい前

私たちの価値観もアップグレードしていいんじゃないかな。


それと、家族も職場も閉鎖的で狭い人間関係の中では、

バランスを欠いた偏った慣習やルールができたりする。

もう少し大きな地域や国 というスケールでみても

そういう事は起こりうる。

風見婆は、歴史上の有名な人の中にかなりの割合で

ASDの特徴を持つ人がいたのじゃないかなー

なんてふと思ったりする。


読んでくれてありがとね。





自分の実体験をもとに書いています。 悩むことも迷うことも多かった、楽しんできたことも多いにあった 山あり、谷あり、がけっぷちあり、お花畑あり、 人生半分以上過ぎたけど、好奇心はそのままに 何でも楽しむ気ありありです。よろしく!!