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英語って必要?という話

私のこと

日本人として生まれ、日本企業に一旦就職しフィリピンに語学留学するまでYESとNOくらいしか使えなかった。そこからある程度の時間を使いビジネスで英語を使うようになった。ちなみに、日本語と英語しか話せない。
TOEIC720 ※2016年時点フィリピン留学中→TOEFL94点 ※2022年時点

ある程度と言っているが、ビジネスで使えるようになるまで語学留学では毎日14時間くらい勉強してたしそれ以降も平日2時間、土日12時間を2何年も続けているので、英語取得までのコストパフォーマンスも十分わかっているつもりだ。(かなり非効率に勉強してたと思う。。英語苦手。。)

話せなくともテクノロジーで語学力を補完できる時代だ。ポケトークである程度コミュニケーション取れるし、翻訳アプリ使えばいいじゃん。何ならGrammarlyとかDeepLとかで正確な文章も吐き出せるし

今から英語勉強する必要あるんだっけ?

しゃべれるようになるまでかなりしんどいし~と友人からもこの疑問をぶつけられ考える機会があるのでここで自分の考えをまとめた。
以下、完全に個人の見解である。


結論から言うと、外国人と本当に仲良くなりたい。グローバルに戦っていきたいというのであれば絶対必要
20代~30代なら使えるようになったほうがいいと思う。


ビジネスの観点

メール、チャット

基本的に外国企業とやり取りをするときはほぼ100%英語である。そりゃそーだ。
やり取りがメールとかチャットだと、英語が話せなくても全く問題ない。
テックで補完可能な部分である。
翻訳機能を使えばなんとかなるし、私も不安なときは送信前にGrammarlyとDeepLを使ってチェックする。

英語しゃべれない同僚のほうが翻訳機能使って自分より良い文章書きますね!(笑)

電話

これも、ある程度は問題ないと思う。最近は問い合わせフォームが設けられ、電話問い合わせするよりもレスポンスが早くなっている。
電話している最中に伝わってないな~とか単語が解らないときはDeepL翻訳使ってるので、ある程度テックでサポートは可能

対面

対面でのコミュニケーションでは必須。
細かいニュアンスとかは置いてこのサービスの良さは何であるとかこういうパートナーを探しているとか話の方向がすぐに転換されるしクイックな返答が必要になるので、英語力が必要となるシーンの一つである。

ちなみに、ポケトークとかSiriとか機能的にかなり優れていると思うけど
海外でのビジネスシーン、例えばイベント、展示会、会議で使っている人は今まで見たことない。
多分毎会話(?)ごとに使ってたらコミュニケーションコストがかかりすぎてストレス半端ないしビジネスどころではないと思う。

情報収集

海外の情報収集でも有名な記事や海外トレンド情報はだいたい日本語になっているし英語記事を読むときも翻訳を使えばなんとかなる。Tech系の記事は若干??な和訳にもなるがわからんでもない。
翻訳機能最強!

ビジネスで必要な英語レベルは?

ビジネス英語のレベルとしては、
ネイティブと一対一、非ネイティブとの会話であれば中学生レベルの英語で本当に充分である。もちろん、領域ごとの専門用語とかは覚える必要はあるけど。
複数のネイティブと話をするときはかなりのレベルが必要で英語を話せる日本人でもネイティブ同士の会話についていける人はなかなかいない。慣れるまで何年も現地にいないといけないレベルであるし、私も慣れている人でないと完全についていくのは難しい。→何言ってるの?状態

未来では

今後テクノロジーの進歩によって、便利なものが出てくると思うが、当分は英語を使えるメリットは十分に出てくるのではないかと思っている。
特に日本の市場はシュリンクしてきて、外国へ出稼ぎにいく人も増えてきているし。20代~30代なら今後さらにグローバルに働くケースが増えてくるので勉強したほうがいいと思う。
英語学習もテクノロジーの進歩で勉強しやすくなったし。

国内には英語が話せる人が少ないという事実もある。海外の人からすると英語できちんとコミュニケーションできる日本人は他国に比べて少ないため肌感覚としては重宝される傾向がある。


プライベートの観点

友達を作る

友達を作る際は英語がかなり役に立つと思う。

私の場合も外国の友人と話をする際には翻訳機能使うとかっちりした内容になっちゃうし、ブロークンイングリッシュと言わないまでも若干砕けた言い方したいし。冗談も言いたいし。

そもそも外国人の友人(英語話者)を作るうえでは英語が話せることは必須と考えている。もちろん、英語が話せなくてもコミュニケーションは取れることは取れるが、ちょっとした何気ない会話でも翻訳アプリとかを使うのってしんどくない?
ショッピング中にこの服のここがいいだの、食事中に「醤油取って!」とかわざわざ翻訳アプリ出さないでしょ。スキー場のリフトに乗ってるときとか携帯出して翻訳アプリ起動して会話します?(笑)

海外旅行に行く

英語圏の旅行は10倍楽しめるようになる。※完全な肌感覚
観光名所なんかでは英語で絶対に説明書いてあるし、なにより人とコミュニケーションを取って会話が楽しめるだけで旅行が5倍は楽しめ、ノーストレスである。

英語が喋れないときにカナダに旅行したのだが、コミュニケーションを取れなくてつらい思いをしたことを覚えている。
帰りの空港への道で迷ってしまったのだが道も尋ねられないし、そんな時に限ってネットもつながらないしで大変だった。結果として帰国便を乗り過ごして飛行機、ホテル取り直しにもやはり英語が使えないことで旅行を難しくさせた。

英語が喋れるようになることでヨーロッパ、北米に気軽に行けるようになりストレスなく移動ができるようになったことも大きいが、何よりも他の文化を学べるようになったのが価値としては大きかったと思う。

【最後に】英語より重要なこと

ここまでで英語力取得をビジネス、プライベートの観点からシーンを考えてきた。主題から少し外れるが外国の人とコミュニケーションを取るうえでは、英語が上手い下手というより重要なことがあると思う。

誠意をもって、信頼関係を築くこと

ここ重要!!
当たり前のことだが、英語力よりも重要なことだと本当に思う。外国の人と接してきて(少なくとも私が接してきた人たち)きちんとした英語を使える人でもちょっと人間的に信用できなさそうとか、約束を守らない人とか語学スキル以前の問題で信頼関係が築けない。
その反面、英語力がなくとも人間的に魅力的なひとはやっぱり人に囲まれていた。

完全に個人の偏見だが、第二言語同士だと結果的に信頼関係が築きやすいと思っている。

上手く言葉にするのは難しいが、第二言語だからこそ会話中に英語に脳の能力の大半を使っているので(外国語副作用っていうんだっけ?)、ひょんな嘘を言いづらいとか見栄を張りづらいとかそんな感じ。

英語で話をするようになってから作り話するとか相手をだますために話を作るとかなかなかレベル高いんだなと思った。もちろん、簡単にできる人もいると思うけど。

若干話が脱線したが、そんな感じ!


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