見出し画像

ローズマリーをお風呂に浮かべる、秋の夜長

ベランダ栽培の植物たち。

毎朝自分が水を飲むよりも先に、水をあげる。

「おはよ〜」と言うようにひとつひとつの鉢を眺める時間が心地よい。

植物を育て始めるまでは知らなかった心のほくほく感だ。

自宅で仕事をしていても日中ベランダを見ることはそうそう無いので、自室に水差しにして持ってくることにした。

今日は左から、オレンジバーム・アロマティカス・ローズマリー・ジャスミン。

香りのいいハーブたちを無造作に摘んでガラスの容器に。

水差しにすると成長は緩やかになるけれど、ふとした時に葉を指で撫でると香りが立つ。

仕事中もちょっと和む。



水差しにするとき、水に当たる部分の葉は摘み取らないといけない。

摘み取った葉たちはお茶パックに入れる。

今回はローズマリーとアロマティカス。

これを湯船に入れて、一緒に入るのだ。

ローズマリーウォーターは化粧水としても用いられる。

別名若返りの水と呼ばれる。

その若返りのお湯に身体ごとザブンと浸る、贅沢なお風呂タイムのはじまりだ。

これだけなので濃度は薄く、香りも指で揉むと香る程度。

だけれど心なしか、お湯が柔らかく体がポカポカと温まる気がする。

自然の力ってやっぱり大きいと思っているので、自分の育てた命を余すところなく活用させてもらえるのはやっぱりいいなと思った、そんな夜。


ちなみにローズマリーを枕元に置くと悪夢を見ないと言われている。

香りのアロマ効果の他、そのトゲトゲな葉の形が魔除けの意味を持っていたらしい。

なんとなく寝つきも悪いので、今夜からはこの水差したちと眠ります。

ではでは、おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?