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家族や自身の病気をきっかけに、人生を顧みる人が多い

わたしはテレビをほとんど見ないのですが、唯一ほぼ毎週見てしまう人生の楽園

主に50〜60歳代の方たちがセカンドライフを謳歌する姿を追う番組。

郊外で自分の好きなことを生業にする方が多く、見ていて憧れる日々を過ごしている。


彼らにとって何かしらの転機があり、好きなことで生きることを決断するのだけど特に多いのが

自身や家族の病気を経て、ということ。


自分の人生をもう一度深く考えるきっかけとなった、という方が多いのだ。

わたしもこれまでは流し見ていたのだが、今回母の病を目の当たりにして、本当にそうだと思った。


自分の病よりも、深く命のリミットについて考えたし、とても言葉にできないほどの恐怖がある。

人の命は有限だと、当たり前に知っていたが理解していなかったと痛感した。


そんないまの自分が人生の楽園を通して、もう一度本当に自分が求めていることに挑戦する人たちを見ると目頭が熱くなった。


いまのわたしが感じる正直な気持ちは、絶対に一生忘れてはいけない感情だとも思った。

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