静けさの花

ここはまだ寒すぎるのに、もう花が咲き始めた。空気はまだ冷ややかに吹いている。私の疲れている顔の上で流れる涙のほうが寒く感じる。悲しい季節はいつか終わるのだよね。その瞬間を楽しみにしている。こんな重い感情を胸に抱えるのは疲れているから。あなたにもがっかりされてしまった。まあ、この頃は本当にあなたに逢いたくなっていた、あなたの優しい顔をもう一度見たくなった。ところが、あなたさえにも騙されてしまった。
あなたに本当に誰もいなかったでしょうね。あるいは、誰でもよかったかな？
まあ、今はもう構わないさ。
あなたの周りにいたとき、自分の繊細さを抱きしめられる気持ちがあった。あなたに長い文章を書いた時も、少しずつはぐれてしまいそうになった。だんだん真心を見せ始めた。しかし、この静けさの後はどうなるか？
これから連続はどうなるか？今度は普通に話しかけようか？何もなかったかのように話しかけようか？
その一緒に過ごした時間の余韻はまだ残っている、心のどこかに。でも本当はあまり気にしないようにしている、このごろ。
その一緒に歩いた道をあまり通いたくなくなった。その短い待ち合わせはずっと優しい記憶に残るだろう。でも、その記憶の輪郭が消える日が来るかもしれないね。たぶん、その日がもう来たのでしょう。あなたが遠い、あと少し消えそうになる。
それでも、これでもいい。

言葉はちょっと鏡だと思わないか？
言葉は他人の心を知らせるものでしょうねぇ。いつも本心を見せるけど、言葉はただ言語の道具。やはり人が選んだ言葉を通じて、他人の心はわかってくれる。心を出る言葉、脳に着く言葉、声を通して、口を出る言葉。
この場合は、あなたの書いた言葉は鏡よりも、あなたの本心だと思った。直接に心からの言葉。なんてナイーブだったのかなあ、その言葉を信じて。あなたが言ったことを言うのは大事なこと、せめて私にとって。私は「面白くてかわいい世界の見方」を持っているのでしょう。
あなたはまだ「子供みたいな大人」ね。私はまだ「知っている人の中で、一番優しい笑顔」を持っている人かな？
もう一人の彼女はそんなことを知っているかい？あなたの秘密、あなたの夢とあなたの習慣。
覚えているか、初めて「あなたは優しすぎる」と言ったとき？
それは本当のこと。あなたが「いや、そんなことじゃないよ」と笑って答えた。それも本当のこと。どうやって二つの反対する文章は同時に本当のでしょうか？
私にあなたは優しすぎた。過去。前は優しすぎた。今は優しくない。もう私のことを忘れた。感想ではなくて、これは事実だけです。事実は何でしょう？あなたは10日間私に何も書かなかったのだ。そんなことは自分であなたの気持ちを伝える。あなたに詩を書いた。ただ「ありがとう」と言われた。他には何もない。それもあなたの気持ちをよく伝える。
じゃあ、たった今、言うことも言わないことも鏡じゃないか？
私への心の鏡の中で、あなたに何が見えるか？
愛情が見える？憧れ？絶望？何を見ても、大丈夫。とはいえ、嘘は全然見つけられない、背約もない。
毎夜、寝る前に、天井を見て、人生は行き来する人だらけだと考えてしまう。たぶん、あなたもそのために私の命に入って出たかもしれない。とにかく、あなたと存分にはなさせてくれてありがとう。
僕らお互い勘違いのまま時は流れていきそうですね。私のことを忘れて。もう書かないで。
静けさの花のつぼみを見て、かすかな香りに酔いしれる。