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仕事が上手く回せない同僚に全く腹が立たない理由~過去の経験は宝物~

昔から、周りの人が
あの人苦手やわ〜
という人は
私にとっては苦手ではないことが多かった。

なんであの人と合うの?
なんで仲良いの?
全然タイプ違うのに。

と不思議がられることが
何回かあった。

例えば、かつての職場で
仕事が上手く回せない同期の子がいた。
私は別の業務をしていたけど
時々同期の業務を手伝っていた。

取引先とのやりとりも同期に変わって
私がするときも。

手伝うことに関しては
特に何も思わなかった。
何回か業務内容の説明をしても 
理解してもらえなかったこともある。

そんな様子を見ていた他の同期から
「腹立てへんの?」
と聞かれたことがある。 

私やったら絶対無理やわ〜。
しかも、2人で一緒に遊びに行くとかも
考えられへん。

と言われた。

そう、プライベートでも
その同期とはどこかに出掛けたり
していた。 

同期は全員仲が良くて
みんなとも集まるし
一人ずつと遊ぶときもあった。

だけど、途中で気付いた。
私以外の同期は、みんなとは集まるけど、
それぞれで会ってる子はいなかった。
そこは私からしたら不思議だった。

私は同期に
特に腹を立てるとかはなく
説明して理解してくれなくても
本当に腹が立つことはなく
むしろ可愛いと思っていた。
可愛くて仕方なかった。

んー、ある意味どこか
上から目線的な
自分優位に思っていたところが
あるのだろうか?

でも、仕事と人間性は別物だし。
仕事がうまく回せないイコール
性格がどうとかではない。

そこを結びつけてるほうが
私には不思議だった。

多分これは
寿退社する6年先輩から
業務の引き継ぎを受けたとき 

仕事内容が難しすぎて
すぐに理解できなくて
ほんまに泣きそうになって

毎日不安な日を過ごしたことが
影響しているのかもしれない。

その引き継ぎのとき
自分の能力の限界を超えていた。
そんなこと初めてで
めちゃめちゃ怖かった。

引き継ぎは1か月。
先輩が辞めたらその業務は私一人で
しないといけない。

代わりの人はいない。
崖っぷちだった。 

崖っぷちだったけどするしかなく
なんとかモノに出来たのだけど
このときの「出来ない自分」を
経験したことが大きいのかもしれない。

出来てるときの自分も
出来てないドン底の自分も
どちらも経験しているから
出来ない気持ちも分かる。 

だから同期にも腹を立てることが
なかったのかもしれない。  

出来ない経験も貴重だということを
理解しているから、

今、出来ないことがあっても
全てはネタになる精神でいれるのも
このときの出来事が大きいのかもしれない。

過去の経験は全て宝物。

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