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〈書いて叶える〉4日目?

よく噛んで食べる。そのことをすっかり忘れていた。ただ、昼に全粒粉のバゲットでサンドイッチを作ったのだが、それは丁寧にゆっくり食べることができた。

春の初め頃に買ったパンツが若干キツい感じで、摂生しなくてはならない。カレー屋でナンをお代わりしている場合ではない。朝のコーヒーに入れる砂糖も抜きにしよう。

『デジタルネイチャー』2周目。落合の言葉づかいというか、修辞に慣れてきた。何かこう、均一な全体がありつつ、局所的にブロックチェーンとかの圏域がある、みたいな感じがザックリとはつかめてきた。ざっくりしすぎですが。

その狭い人工的な圏域においては、僕が叶えたいことは、必要な道具が安価に手に入り、叶うと。オープンソースでしょ。3Dプリンターでしょ。〈デジタルネイチャー〉とは、ざっくりとは、そういうヴィジョン。

小説についても、困ったときに必要な手段が与えられることで問題が解決する、そういう世界観を書くことはできる。「デジタルネイチャー小説」。楽しそうだ。

ところで、僕らは本当に問題を解決しようとしているだろうか? 何か不満に思うことを、問題/ イシューとして把握しているだろうか? そうではないような気がする。 落合は、人間関係の悩みとかに言及することは滅多にない。それよりも、自分のやりたいことを、手段を調達して、どんどんやっていこう、今やそういう時代だよ! と言っているように思える。

しかし僕らは往々にして、困った状態のぬかるみで、わざわざ足を汚して遊んでいたかったりするのです。サクッと問題解決するよりは。

僕は〈書いて叶える〉の先にある、手段を掴む、というフェーズをどこか恐れてもいることに今日気づいてしまった。イシュードリブン思考、みたいなやつ。僕はそれを怖がっている。

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